鎧塚俊彦さん、“寿司テロ”問題に言及。「皆んなで日本の素晴らしい食文化を守って欲しい」

俳優の川島なお美さんの夫で、世界的に有名なパティシエの鎧塚俊彦さんが2月2日、自身のInstagramを更新。世間を騒がせている回転ずしチェーンの迷惑客に関する問題に言及し、反響を呼んでいます。

2015年に胆管がんにより亡くなった俳優の川島なお美さんの夫で、世界的に有名なパティシエの鎧塚俊彦さんが2月2日、自身のInstagramを更新。世間を騒がせている回転ずしチェーンの迷惑客に関する問題に言及しました。
 

>>こちらも読む:「#スシローを救いたい」DJ社長も加勢
 

「もはや謝罪して済む問題じゃない」


鎧塚さんは投稿で、「皆んなで日本の素晴らしい食文化を守って欲しい。私は八年間欧州で修行していて感じた事は日本は世界一食に対する衛生管理が徹底されている事てす。それにも関わらず日本の食は安い。(値段を上げて賃金も上げる議論はまたの機会に) そこには料理人全てと食にたずさわる人間と企業の並大抵ならぬ努力があります」と、自身の経験と日本の食に関する自論を述べました。
 

続けて、「日本人の食に対する性善説の上に良心的な日本の食文化か成り立っています」とした上で「そこを覆すような行為はどうか慎んで頂きたい」と、強い思いを感じさせる発信をしています。
 

コメント欄には「お店の態度も立派と思いました」「【食事をすること=命を頂くこと】この根本的な考えがあれば、食事中の非常識な行為なんて出来ないはず」「一部の人のせいで、いいものを提供しようと一生懸命されている方々が気の毒過ぎ」「もはや謝罪して済む問題じゃないし、許す必要無し」と、食やモラルについての声が相次いで寄せられました。
 

「寿司テロ」とも呼ばれる今回の騒動は、岐阜県内のスシロー店舗内で来店客らによる迷惑行為の動画がSNSで拡散されたことに始まります。同店を運営するあきんどスシローは2月1日、迷惑行為を行った当事者と保護者が来店し、謝罪を受けたと報告。同社は刑事・民事の両面から厳正に対処すると、厳しい姿勢を見せました。これほどの問題に発展しながらも、SNSでは他の外食チェーン店での「外食テロ」と「SNS拡散」が後を絶ちません。
 


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