「平均残業時間の多い職種」ランキング! 3位「施工管理」を抑えた同率1位は?

転職サービス「doda」は、20~59歳のビジネスパーソン1万5000人を対象に「職種別の残業時間」について調査し、結果を発表しました。「平均残業時間の多い職種」ランキングの3位は「施工管理」、同率1位は?

転職サービス「doda(デューダ)」は1月16日、20~59歳のビジネスパーソン1万5000人を対象に「職種別の残業時間」について調査し、結果を発表しました。調査期間は、2022年8月22~30日です。今回は「平均残業時間の多い職種」のランキングを紹介します。
 

「残業時間の多い職種」ランキング! 「施工管理」を抑えた1位は?

「平均残業時間の多い職種」ランキングの1位は、同率で「プロデューサー・ディレクター・プランナー(出版・広告・Web・映像関連)」と「ビジネスコンサルタント」(37.1時間)でした。次いで、3位「施工管理」(35.3時間)が続きます。

「ビジネスコンサルタント」の残業時間は、前回調査から10.1時間増加しています。コロナ禍の影響により、多くの企業が業務のデジタル化を進める中で、需要が高まったと推測されます。また、前回1位だった「設計監理・コンストラクションマネジメント」は9.4時間減少し、7位となりました。

各職種の特徴を見ると、3位や7位が属する建設業界は、残業時間の上限規制が適用されるまでの猶予期間がありました。しかし、災害復旧や復興事業を除けば、上限規制は2024年4月から適用され始めます。
 

残業時間が最も多い年代・職種の組み合わせは「30代・クリエイティブ」

職種分類別の平均残業時間

平均残業時間が多い年代と職種の組み合わせ1位は「30代・クリエイティブ」(32.5時間)でした。続いて、2位「30代・建築/土木系エンジニア」(31.1時間)、3位「20代・クリエイティブ」(30.9時間)となります。

サービスの急速なWeb化や、コロナ禍によるEC市場規模の拡大に伴い、Webサイト制作などを手掛けるクリエイティブ職が求められているようです。そのため、残業時間が膨らんだと推測されています。


>次ページ:20位までのランキング結果


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