2022年に放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、三谷幸喜さんが手掛けた脚本の完成度や、豪華俳優陣による演技のアンサンブルが高く評価され、放送終了後も話題を呼んでいる作品。主演の小栗旬さんが演じた北条義時をはじめ、魅力的な登場人物も人気を集めました。
All About編集部では、全国20～70代の男女121人を対象に、『鎌倉殿の13人』に関するアンケート調査を実施（調査期間：2022年12月15日～2023年1月9日）。今回はその中から、『鎌倉殿の13人』で演技が良かった俳優ランキングを発表します。
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第3位：山本耕史（三浦義村）
第3位は、三浦義村役を演じた山本耕史さん。北条義時の盟友でありながら、徐々に“敵か味方か”が分からなくなる謎めいた表情や言動にハラハラしながら見入る人も多かったようです。
「山本さんの意地悪で腹黒い演技には魅せられました（52歳女性）」「企んでいながら世渡りしてる感じがうまくでていた（46歳女性）」「安定のかっこよさもあったが、まじめな顔して脱いでいるなど面白シーンもたくさんあり、お見事だった。なにを考えているか悟らせない雰囲気が非常に良かった（32歳女性）」など、義村の何を考えているか分からない雰囲気に魅せられた、というコメントが集まりました。
ほかにも、「主役の傍での脇役ぶりは、光る物があります（66歳男性）」「セリフの言い方、襟に手をあてる何気ない仕草などに味があると思うから（52歳男性）」「最終回で義時に毒入りの酒を飲まされて、話す場面は凄いと思いました（41歳男性）」などの声も寄せられました。
第2位：小池栄子（北条政子）
第2位は、北条政子を演じた、小池栄子さんでした。「承久の乱」前の御家人たちへの力強い演説と、それを聞いた北条義時の涙に感動した視聴者は多く、SNS上でも大きな反響を呼びました。
回答者からは、「最終回の最後の台詞、涙が素晴らしかったです（40歳女性）」「圧巻（27歳女性）」「誰にも口出しさせない力を感じた（32歳女性）」など、最後の演説の力強さだけでなく、常に圧倒的な存在感だったとの声もありました。
さらに、「コミカルな演技からシリアスなシーンまでとても存在感があったからです（52歳女性）」「キュートなところも、かっこいいところも、メリハリがとても素晴らしかった。あの政子は小池栄子さんにしか演じられないと強く感じた（32歳女性）」など、今回の北条政子役は小池さんしか考えられないという声もありました。
第1位：小栗旬（北条義時）
第1位は、北条義時役の小栗旬さん。頼朝亡き後の鎌倉幕府の実権を握り、徐々に闇落ちしていく様子は、まるで義時が“憑依（ひょうい）”しているかのようだったと、SNS上でも高い評価を集めていました。
回答者からは、「義時がどんどんダークになっていくにつれて小栗旬の顔も変化しているまさに憑依しているような感じ（49歳女性）」「頼朝死去以降、目の色がどんどん変わっていく様子に驚いた。冷酷な人間に代わってしまった義時を全身を使って表現していた（39歳女性）」「序盤の 『田舎の次男坊』から、徐々にダークになっていく。そのグラデーションが絶妙でした（36歳女性）」など、小栗さんの演技力に言及するコメントが多数ありました。
さらに、「約一年の放送の中で年齢・経験を重ねどんどん変化していく小四郎を見て『俳優って凄いなぁ…』と何度も思った。最終回の余命僅かという状況の中でのえ・平六・政子との一対一のやりとり…どれも素晴らしかった（40歳女性）」「さすが、小栗旬さんだと思いました。怒った演技やセリフ。また笑顔の小栗さん演じる北条義時も素敵な演技でした（41歳女性）」「小栗旬さんが歳をとるにつれて声高を変えたり、表情の変化などさすがだと思ったからです（37歳女性）」などの声も寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
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