イクラ丼にはイクラが乗っているものだし、卵かけご飯は卵をかけるから卵かけごはんのはず。しかし、カルディではこれらの主役が不在でも、食べた気分を味わえる“素”が売られているのです。
どちらもおいしいのに驚くほどお手頃! 今回はそんな不思議な「素」をご紹介します。
カルディ「イクラのいらないイクラ丼の素」はおいしい? その味は?
まずは、「イクラのいらないイクラ丼の素」(税込84円、SALE価格)から。
パッケージには、キラキラと宝石のように輝くイクラ丼の画像。これだけたっぷりのイクラが乗った丼をお店で食べようと思うと、1杯数千円はするでしょう。
それが、カルディの「イクラのいらないイクラ丼の素」を使えば、2袋(2杯分)で税込84円(SALE価格)と非常にお手頃!
早速「イクラのいらないイクラ丼の素」の原材料表記を見てみましょう。
筆頭にあるのは「しょうゆ」、続いて「魚介エキス」「たん白加水分解物」「砂糖」……。最後まで見てもイクラの文字は見当たりません。本当にイクラの味はするのでしょうか。
開けると、とろみのあるソースが出てきました。イクラが入っているようには見えません。
これをざっとごはんにかけて混ぜてみます。何も言わずにこの状態で食卓に出せば、「しょうゆかけごはんが出てきた」と思われそうです。
しかし、食べてみると、あら不思議! 確かに“イクラ丼の味”がします。「しょうゆかけごはん」なんて失礼なことを言ってしまいました。口に残るのはまさにイクラ丼を食べたときの、あのぜいたくな風味です。
パッケージにも「本商品にイクラは入っておりません」と明記されていますが、しっかりとイクラ丼を食べたような満足感を得ることができました。
手軽にイクラ丼のおいしさを味わせてくれるなんて、さすがカルディです!
カルディ「卵のいらない卵かけご飯の素」はおいしい? 卵の味はする?
イクラ丼よりも人生で食べている回数が多いだけに、舌が味を覚えている卵かけごはん。
こちらのお値段も、2袋(2杯分)入って税込120円とお手頃ですが、多くの人が食べ慣れている分、イクラ丼よりも“素”としてのハードルは高いのではないでしょうか。
「卵のいらない卵かけご飯の素」の原材料表記を見てみます。
やはり筆頭にくるのは「しょうゆ」、続いて「水あめ」。「イクラのいらないイクラ丼の素」にはイクラの表記はありませんでしたが、「卵のいらない卵かけご飯の素」には「卵黄加工品」と記載されています。
とはいえ、卵黄加工品で卵かけごはんのあのおいしさは出せるのでしょうか。
「卵のいらない卵かけご飯の素」もやはりとろみがあるソースでした。
そしてなんと「卵のいらない卵かけご飯の素」は、袋から出した時点で卵かけごはんの香りがしてきました! これは期待大です。
ごはんにかけてみると、やっぱり「しょうゆかけごはん」……ですが、箸を上げて口に近づけるにつれ、「卵かけごはん」の食欲をそそる香りがしてきます。
食べてみると、これはもう“卵かけごはん”でしかありません! 目隠しをされたら、“素”だとは分からないでしょう。
手軽においしいイクラ丼や卵かけごはんが食べられる、カルディの「イクラのいらないイクラ丼の素」と「卵のいらない卵かけご飯の素」。もうちょっと何か食べたい日におすすめです。
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