メルカリで欲しい商品が見つかると、すぐに購入ボタンを押したくなるものです。しかし焦って購入したばかりに、出品者に迷惑をかけたり、嫌な思いをさせてしまったりするかもしれません。購入する側が出品者にしない方がいいNG行為を4つ解説していきます。
1. 極端な値下げ交渉
メルカリの出品者が不快に思うのは、値下げ交渉のときが多いように思います。値下げの依頼自体はいいのですが、問題は値下げの幅。例えばいきなり半額での交渉などを行うと、出品者もカチンときてしまうはずです。もし交渉をするならば、販売価格の1割、多くても2割と思っていた方がいいでしょう。また交渉の際、タメ口はやめましょう。顔が見えないテキストのみのやりとりですし、不快に思う出品者もいるはずです。
2. 購入した後で、いろいろ質問する
慌てて購入してしまうと、商品説明をしっかりと読んでいないこともあり、購入後に不安になることもあるのでしょう。購入者が出品者に質問をしてくることがあります。例えば「どこで購入したものですか?」「色は黒ですか?」などです。
商品説明に明記されていることならば、「説明を読めば分かるじゃん!」と思ってしまうのが出品者の本音です。また商品説明に書いていないことで不安があるならば、購入する前に確認すべきと思ってしまうのです。何のためのコメント欄なのか? と不快に思う出品者も少なくないので、分からないことや不安なことは購入前に出品者に確認しておきましょう。
3. 購入した後で早めの発送を要求
購入した後で、「あさってに使いたいので、間に合うように発送してください」など、発送について要求をするのはNGです。これも購入前に出品者に確認すべきことだからです。もし発送までの日数が1~2日であれば、早めの発送の要望も聞き入れてもらえるかもしれませんが、「4〜7日」に設定していたら、購入者の要望に応えるのは難しくなってしまいます。早めの発送ができないからこそ、4~7日に設定しているからですね。
出品者からすれば、「発送までの日数を確認してから購入して!」ということになります。当然、発送が遅くなっても出品者には落ち度はないでしょう。でも、早めの発送をしてほしいと言われたら、それに応えないと評価が下がるかもしれないと思うと、出品者も早く発送することもあります。何となく購入者に振り回されてしまっているようで、さらに不満が募ってしまうわけです。
4. 自分都合のキャンセル
購入者都合のキャンセルも本来はあってはならないことです。例えば「やっぱり使わなくなった」「他で買う」など自分勝手な理由になると、出品者も怒ってしまいます。何度も同じ理由でキャンセルをしていると、メルカリからのペナルティーもあります。
購入者が支払いをしないまま期限が切れてしまい、出品者が仕方なくキャンセルすることもあります。お金を払う気がないならば、最初から買わないでと思ってしまいますよね。実は筆者も過去にこのような経験があり、その後で購入者をブロックしました。
何が1番悔しいかというと、購入者にマイナス評価が付けられないこと。メルカリでは取引をしないと評価ができない仕組みなので、キャンセルに関しては評価のしようがないのです。支払いもしない、当然「すみません」の言葉もない購入者には、本当にモヤモヤします。
メルカリは個人間の取引で、出品者からすれば購入者はお客さまです。購入者の存在はとても大切ですが、とはいえ、購入者のわがままやマナー違反を黙って受け入れられるほど出品者は寛大ではないかもしれません。「お金を払うのはこちら」という態度ではいけませんね。互いに相手を思いやる取引をしたいものです。
【おすすめ記事】
・メルカリの「取引メッセージ」が面倒と感じる人に伝えたい、ちょっとしたコツ
・「メルカリ」の「専用出品」や「転売」を“中の人”はどう思ってる? 単刀直入に見解を聞いてみた
・メルカリで購入して”がっかり”したもの圧倒的1位は「ファッションアイテム」 なぜ洋服の取引は難しいのか
・「値下げ」だけじゃダメ? メルカリで商品が“売れない”4つの理由
・メルカリで自分は「値下げ不可」なのに購入者になると「値下げ交渉」をしてくる強気ユーザーへの対処法