1995年から恒例となっている「今年の漢字」イベント。例年12月12日ごろ、京都の清水寺で発表されます。2021年の「金」に続いて、2022年はどんな漢字が選ばれるのでしょうか。
All About編集部は12月1~6日、全国200人を対象に「今年の漢字」について調査。回答者が選んだ「今年の漢字」を紹介します。※回答は自由記述で集計
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3位「忙」
3位は「忙」でした。
「今まで新型コロナ禍で延期になっていた仕事の行事やイベントを今年から開催するようになり、目の回る忙しさを味わったので」(三重県、40代女性)、「退職、単発派遣からの定時アルバイト就業、コロナ罹患、子どもたちの学校行事の復活、趣味活動等でほぼ休む暇がなく活動していた」(千葉県、30代女性)、「仕事に家事に子育てに、自分に費やす時間はおろか、心休まる時間がないほど忙しい毎日だったため」(栃木県、40代女性)など、回答者それぞれに、忙しい日々を過ごしていたようです。
2位「転」
2位は「転」でした。
回答理由を見ると「今年転職を2回しました」(北海道、40代男性)、「1年で2回の転職を経験したから」(兵庫県、40代女性)と、転職を2回したという人が2人も。ほかにも、自身の転職、夫の転勤による引っ越しなど、環境の変化による転機を理由に上げる人が多く見られました。
1位「変」
自由記述ながら、最も票が多かったのは「変」でした。
「仕事、プライベートともに自分の周りの環境が大きく変化した1年だったから」(神奈川県、20代男性)、「1番上の子どもが中学校に入ったり、大切な家族である猫が亡くなったり、今年いっぱいで私の夜勤帯は仕事がなくなると連絡が着たりと変化がたくさんあったので」(福島県、40代女性)など、環境の変化を理由に挙げる人や、「変な事件が多かったため」(石川県、30代女性)といった意見も。
中には「家族で私だけ新型コロナにかかり自宅療養をしていたのですが、夫がご飯を作ってくれたり子ども達のお世話もしてくれたり、娘はおつかいに行ってくれたりなど、家族への新たな感謝の気持ちも芽生え、もっとこれからも家族を大事にしようと自分の気持ちも変化しました」(埼玉県、40代女性)といったほっこりエピソードもありました。
2022年の「今年の漢字」は、12月12日ごろに発表予定です。どの漢字が選ばれるのか、発表が待ち遠しいですね。
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