総数362点! 迫力の原画や資料に圧倒
同展では、作者直筆の漫画原稿やカラーイラストなど、総数362点の貴重な原画・制作資料などを基に、多角的な視点から作家性の真髄に迫る展示内容となっています。
「キャラクター」「設定」「描写力」「ストーリー」、漫画を作る重要な要素の全てが際立つ冨樫さんの作品。作品の世界観を感じられる空間演出の中で、希代の作家が積み上げ作り出した作品の魅力に没入しながら、貴重な原画を鑑賞できます。
直筆原稿が「パズル」の一片(=ピース)として見立てられ、その1枚が完成されるまでの思考の過程がよく分かるようになっていました。
各作品の名場面がよみがえる、原画の数々を間近に
展覧会は<プロローグエリア><『幽☆遊☆白書』エリア><『レベルE』エリア><『HUNTER×HUNTER』エリア><「“奇”生物の世界」エリア><「冨樫義博」エリア>で構成されています。
プロローグエリアでは、歴代作品に登場したキャラクターたちがパズルピースとなって出迎えてくれます。
『幽☆遊☆白書』エリアには、数々のバトルから生まれた名場面や忘れられない名台詞を刻んだ原稿が、激しい戦いの痕跡が残る展示空間に並んでいます。
エリア中央に集められた幽助、桑原、飛影、蔵馬4人の厳選アクションシーンも見逃せません。
『レベルE』エリアには、「バカ王子」を中心とした宇宙人と地球人の奇妙な交流を描いたSFストーリーをエピソードごとに展示。時空がゆがんだかのような空間の中で、異色の名作の魅力に迫ることができます。