「YouTubeで好きなジャンル」男性は「学び系」女性は「ペット」、理由は?

ヴァリューズが実施した「YouTubeの利用に関する消費者アンケート調査」によると、YouTube利用率は全体で約9割、20~30代が最も視聴し、男性の視聴頻度が高いことが分かりました。記事では好きなジャンル傾向やチャンネル登録する理由なども紹介しています。

ヴァリューズが「YouTubeの利用に関する消費者アンケート調査」を実施(画像はイメージ)

コンサルティングサービスなどを提供するヴァリューズは、20歳以上の男女3384人を対象に「YouTubeの利用に関する消費者アンケート調査」を実施しました。その結果、YouTube利用率は全体で約9割、20〜30代が最も視聴し、中でも男性の視聴頻度が高いことなどが明らかとなりました。
 

平日/休日の視聴時間や、好きなジャンルの傾向など、気になる結果を紹介します。
 

YouTubeをほぼ毎日見る人の割合、最多は20〜30代男性

YouTubeの利用頻度は、男性全体が90.4%、女性が86.6%でした。

年代別・男女別のYouTube視聴頻度
年代別・男女別のYouTube視聴頻度

各年代を見ても、ほぼ毎日利用している人の割合は男性が多く、最も多かったのは20〜30代男性の58.1%(女性44.0%)、次いで40代男性の42.5%(27.8%)となっています。
 

反対に女性にあって男性になかった回答に「全く利用していない」があり、60代以上女性では16.4%が回答しています。
 

1日当たりの平均利用率は休日になると男性と女性で逆の結果に

1日当たりの平均利用率を比べてみると、平日では男女問わずどの年代でも「1時間未満」が最も多く、「3時間以上」の割合が少なくなっています。休日を見ると男性はより長時間視聴する人の割合が多くなっています。
 

1日あたりの平均視聴時間(平日・休日)
1日当たりの平均視聴時間(平日・休日)

各年代別の結果を性別で比較すると、平日はどの属性でも同じような比率となっている一方、休日の回答にはばらつきが見られます。


男性は、休日になると1〜3時間視聴する傾向が強くなり、最も回答率が高かったのは20〜30代で37.4%でした。女性は、平日よりも横並びになるものの、「1時間未満」が最も多く「3時間以上」の割合が少ないというのは平日と同じ傾向のままのようです。
 


>次ページ:チャンネル登録する理由は?
 

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