「PayPayフリマ」のサービス開始から、10月7日で3年目を迎えました。累計ダウンロード数は1500万件を突破し(2022年9月時点)、今後にも期待が持てますね。一方でフリマアプリには「メルカリ」があります。メルカリとの違いなどを含め、PayPayフリマの今後はどうなっていくのでしょう。
メルカリとの大きな違い3つ
PayPayフリマは後発のフリマアプリで、サービス開始の時点では既にメルカリが圧倒的なユーザー数を誇っていました。そのためメルカリとは違うサービスを提供することで、差別化を狙っています。
■販売手数料が5%
メルカリの販売手数料は10%ですが、PayPayフリマはその半分、5%です。出品者としては販売手数料がとても気になるところですから、メルカリの半分というのは朗報でしょう。また初回出品の販売手数料を0円にしていることもあって、まずは出品してみようとチャレンジがしやすくなっています。
■動画出品ができる
フリマアプリの中で唯一動画を使った出品ができます。5~30秒の動画の中で、音声を含めて商品を紹介できます。楽器や家電の音を伝えられますし、商品の状態を文字ではなく言葉で表現できるので説明が楽になります。
■配送方法は2つ
メルカリの場合、メルカリ便の他にも配送方法がありますが、PayPayフリマでは決まった方法でしか送ることができません。「おてがる配送(ヤマト運輸)」または「おてがる配送(日本郵便)」です。配送業者が自宅まで来て梱包や搬出、購入者宅での搬入をしてくれる「おまかせ配送」もありますが、基本的には大型の家電や家具向けの配送方法になります。
PayPayフリマは発送方法が2パターンとシンプルなので、どうやって送ろうかと悩むことはありません。ユーザーの戸惑いを少しでもなくそうとするPayPayフリマの気遣いがうかがえます。
11月9日からは購入者の年齢制限がなくなる
2022年10月現在、PayPayフリマを利用できるユーザーには年齢制限があり、満18歳以上となっています。11月9日からは、購入者に限って年齢制限がなくなる予定です。
ただし、「自動車」「ナイフ、エアガンなど危険商品」「酒類」など、一部のカテゴリ内商品の購入はできません。また未成年者の購入にあたっては、保護者などの法定代理人の同意を得ることが必要である旨がガイドラインに規定されます。購入手続き画面にて、保護者などの法定代理人の同意取得を促すアラートも強調して掲出されます。出品する場合には満18歳以上の制限が付きますので、ご注意ください。
ちなみにメルカリはユーザーが未成年の場合、親権者の承諾があれば年齢に関係なく出品も購入もできます。
PayPayフリマのサービス開始から3年の月日がたち、他のフリマアプリにはないサービスも提供しています。今後もユーザー目線で使いやすい機能がリリースされ、サービスが提供されることを期待したいですね。
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