「iPhone 14」シリーズで買うならどれ? 人気機種ランキング 2位「iPhone 14 Pro」、1位は?

「iPhone 14」シリーズで一番人気の機種は? 全国500人に聞いたアンケート結果を紹介します。

「iPhone 14」シリーズで買いたい機種1位は?(画像出典:アップルのプレスリリース、以下同)

9月16日以降に順次発売予定の「iPhone 14」シリーズ。ラインナップは「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」「iPhone 14 Pro」「Phone 14 Pro Max」の全4種類ですが、一番人気はどの機種なのでしょうか?
 

All About編集部が実施した「iPhone 14」に関するアンケート調査の結果から、「iPhone 14シリーズで買うとしたらどの機種ですか?」で選ばれた人気機種を解説。各端末の特徴や結果から見えた傾向、筆者が選ぶ「iPhone 14」シリーズのおすすめ機種をご紹介します。
 

※アンケートは9月8~9日、全国500人を対象にインターネット上で実施
 

2位:「iPhone 14 Pro」(89人)

「iPhone 14 Pro」

2位は「iPhone 14 Pro」でした。iPhone 14 Proは、6.1インチのディスプレイを搭載した上位モデル。最新プロセッサー「A16 Bionic」を搭載し、従来の機種と比較して高速に動作します。ディスプレイの輝度パフォーマンスが向上し、より明るい表示が可能になりました。
 

iPhoneでは初めて常時表示機能を搭載し、無操作状態でも時刻、ウィジェット、壁紙を表示します。フロントカメラのエリアは「ノッチ」がなくなり、さらに「Dynamic Island」と名付けられた新UIを採用したことで、さまざまな情報を表示します。
 

カメラは、メインカメラのセンサーサイズが「iPhone 13 Pro」よりも65%大きくなりました。解像度はメインカメラが4800万画素、超広角カメラが1200万画素、望遠カメラが1200万画素の3眼構成で、低照度の暗い場所でもより明るく撮影できるように性能が向上しています。
 

「iPhone 14 Pro」を選んだ回答者からは「写真を撮ることが多く、カメラにこだわりたいから」(神奈川県、20代女性)、「手ぶれ補正機能に魅力を感じた」(埼玉県、30代女性)などカメラ性能を評価している声や、「耐久性が増したのと、電池寿命が延びたから」(広島県、40代男性、「proだけにA16チップが搭載されているから」(東京都、20代女性)などのコメントが寄せられました。
 

1位:「iPhone 14」(355人)

「iPhone 14」

圧倒的1位は、「iPhone 14」でした。iPhone 14は、6.1インチディスプレイを搭載したスタンダードモデルです。プロセッサーは「iPhone 13」シリーズと同じ「A15 Bionic」を搭載していますが、GPUコア数が増えているため性能は高くなっています。
 

カメラは2眼構成で、解像度はメインカメラが1200万画素、超広角カメラが1200万画素。iPhone 13よりF値が1.6から1.5に向上し、発色や暗所の撮影が強化されています。フロントカメラは1200万画素で初めてオートフォーカスを搭載しています。画像処理エンジンとして「Photonic Engine」を搭載。さらに動画向けに手振れ補正補正モード「アクションモード」を搭載するなど、各機能が向上しています。
 

回答者からは「14シリーズの中で一番価格が安いから」(千葉県、30代女性)、「小さくて値段が安い方だから」(福岡県、20代女性)、「経済的な理由から」(宮城県、20代男性)など価格面で選んだという声や、「あまり多くの性能を求めないため」(埼玉県、50代男性)、「これ以上の大きさ、性能は不要だと考えているから」(愛知県、20代男性)など、高機能を求めないといった声も多数ありました。
 

そのほか「サイズ感が1番携帯らしい」(岡山県、30代男性)、「サイズが丁度いいため」(愛知県、20代女性)など、6.1インチのサイズ感で選ぶ人もいました。iPhone 14シリーズでは「mini」が廃止されたことから、「今miniを使っていてminiがなく、機能を全て使いこなせないのでスタンダードなものを選んだ」(神奈川県、30代女性)といったコメントもありました。
 

「mini」を使っていたユーザーはどうする? 「iPhone 14」シリーズのおすすめ機種

iPhone 14シリーズは、上位モデルとスタンダードモデルでプロセッサーに違いがあります。最新機能を求めるのであれば、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxがおすすめです。新しいUI「Dynamic Island」はユニークに活用できます。また、Androidでは多くの機種に搭載されている常時表示機能が搭載されたため、デスクに置いたまま情報を表示できるパソコンのサブ機として使いやすくなりました。
 

スタンダードモデルのiPhone 14、iPhone 14 Plusは、iPhone 13シリーズと同じプロセッサーを搭載しているため、iPhone 13から積極的な買い替えの動機になりにくい部分がありますが、iPhone 12以前の機種やiPhone SEを利用されているユーザーにはおすすめできる機種になっています。
 

iPhone 14シリーズでは、小型の「mini」モデルがラインナップから外れました。iPhone 13 miniを使っていたユーザーが、iPhone 14シリーズでどのモデルを選択するか、興味のあるところではあります。筆者はiPhone 12 mini、iPhone 13 miniと愛用してきましたが、今回のiPhone 14シリーズでは、あえてiPhone 14 Plusというスタンダードモデルに初めて導入された大画面の機種を選択しました。スタンダードモデルでの大画面化のメリットを感じてみたいと思っています。


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