食パンの袋の口のところに、ちょっと変わった形の留め具が付いています。昔から知っているけれど、「食パン留めるアレ」で片付けていませんか? 実は「バッグ・クロージャー」という名前なんです。これは生活の中で色々と使える便利なものでもあります。そのまま捨てるには惜しい存在だったのです。
コード類の整理に使える
「バッグ・クロージャー」は一部に切れ目が入っていて、ものを留めやすくなっています。食パンの袋もそうですが、ある程度の太さがあるものや束になったものの固定がしやすいですよね。
この性質を使うと、コード類の整理にも役立ちます。例えばイヤホンやスマホの充電ケーブルです。写真はアップルの純正品ですが、まとめて束にするとちょうどよいサイズでした。
何のコードなのかが一目で分かるようになる
「バッグ・クロージャー」は、一部に隙間があってもすぐに外れてしまうことがないので、コードに付けることができます。充電式の家電にはそれぞれ充電コードが付いていたりしますし、家族それぞれがケーブルを使うこともあります。そうすると、やたらケーブルが多くなってしまいますよね。結果、「これ、なんのケーブル?」ということになります。
逆に使いたいときに「あれ? どのケーブルだった?」となってしまうので、それを防ぐために「バッグ・クロージャー」を使います。油性ペンで文字を書きこむことができるので、筆者はメーカー名を書いていますよ。
セロハンテープの切り口がすぐに分かる
テープカッターを使わずにセロハンテープを切ってしまうと、切り口を見失うことがありますよね。なかなか見つからなかったり、見つかってもきれいに剝がせなかったりします。そんなときこそ「バッグ・クロージャー」の出番。テープの切り口に貼っておくだけでよいのです。テープの乾燥を防ぐこともできるので、一石二鳥です。
食パンの口を留める「バッグ・クロージャー」は、その特徴的な形から今回紹介した方法だけではなく、もっといろいろな使い道がありそうですよね。日常生活で困ったことが起きたときに、ふと「バッグ・クロージャー」の存在を思い出すと、問題解決になるかもしれません。
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