猿田彦珈琲は9月1日、横浜市西区に全国19店舗目となる「猿田彦珈琲 神奈川県立図書館店」をオープン。猿田彦珈琲として初めて、公共施設内での出店となります。横浜初出店ということで、どのような店舗なのか取材してきました(画像は許可を得てすべて筆者撮影)。
神奈川県立図書館の新たな本館について
神奈川県立図書館の新たな本館は、これまでの本館(前川國男館に改称、今後改修工事を経てオープン予定)と同エリアとなる紅葉坂沿いに新設。9月1日 13時に開館しました。
地上4階建てで約50万冊が収蔵可。「価値を創造する図書館」というコンセプトの下、「読む」機能の充実を軸とし、利用者の多様なニーズに対応する設備や交流を図るためのスペースが設けられています。
「図書館を身近に感じて欲しい」との想いから、1階のライブラリーショップでは、コーヒーや軽食、文具、オリジナルグッズを販売します。このライブラリーショップを運営するのが、公募で選ばれた猿田彦珈琲。公共施設への出店は初めてとなります。
「リフレッシュエリア」は飲食OK
猿田彦珈琲 神奈川県立図書館店はコーヒースタンドで、1階入口横に位置します。
メニューは、「猿田彦のカフェラテ(600円)」をはじめとするエスプレッソドリンク、1杯ずつ淹れるドリップコーヒー、すぐ出る「本日のコーヒー」、お抹茶ラテなどその他のドリンク、軽食としてホットサンド(2種、680円)が用意されています。
1階と2階に設けられている「リフレッシュエリア」では飲み物、軽食の飲食可。その他の閲覧室へは蓋付きの容器であれば飲み物の持ち込みが可能です。
「Modbar (モッドバー)」で1杯ずつドリップ
ドリップコーヒー(中深・お月見ブレンド、600円)をいただきました。
同店のドリップコーヒーは「Modbar (モッドバー)」というハンドドリップマシンで1杯ずつ抽出します。猿田彦珈琲のハンドドリップの抽出方法を細かく設定することで、いつでも同じ味で抽出できるそうです。確かに、ハンドドリップしているよう!
お月見ブレンドは、中秋の名月を眺めているような、気持ちが穏やかになるような深い味わいでした。
同店限定「神奈川県立図書館ブレンド」新発売
同店限定のオリジナルブレンド「神奈川県立図書館ブレンド」が新登場。「読書や調べ物、勉強のお供に、心をほぐしてくれるようなコーヒーを」との想いが込められています。
コロンビアやエルサルバトルなど南米産を中心にコーヒー生豆を厳選し、じっくり深煎りに。カシューナッツのような甘く香ばしい味わいと、ほどよく心地いい苦味が特徴。後味はダークチョコレートのように少し重みのある、滑らかな余韻を楽しめるとのことです。
豆(100g、税込860円)、ドリップバッグ(5パック入、税込1000円)のほか、すぐ出る「本日のコーヒー」として販売します。
白を基調とし、神奈川県立図書館のロゴや旧本館のシンボルである有孔煉瓦(ホローブリック)をモチーフにしたデザインとなっています。
このほか、神奈川県立図書館オリジナルショッピングバッグやマグカップ、ノート、クリアファイル、計4種類のオリジナルグッズも販売します。
「たった一杯で、幸せになるコーヒー屋」をコンセプトに掲げる猿田彦珈琲。横浜初出店ということで、コーヒーをお目当てに神奈川県立図書館へ訪れてみては。
猿田彦珈琲 神奈川県立図書館店 情報
場所:横浜市西区紅葉ケ丘44 神奈川県立図書館本館1階
営業時間:火〜金曜 9:00〜18:30、土・日曜・祝日 9:00〜16:30
定休日:月曜、第2木曜 ※祝日の場合は営業
TEL:045-325-7050
URL:https://sarutahiko.co/
神奈川県立図書館URL:https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/
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