「24時間チーズが伸び伸び」とろ〜りピザ刺繍の振り子時計に23万超の反響! 取材で“実は暴れピザ”と判明

「早起きしたのでピザ刺繍の振り子時計を作ってみました 24時間チーズが伸び伸び」と、思わずヨダレが出てしまいそうな振り子時計がSNS上で大きな注目を集めています。All About編集部では作者のイプノットさんを取材し、詳しいお話を伺いました。

思わずヨダレが出てしまいそうな振り子時計が、SNS上で大きな注目を集めています。

「早起きしたのでピザ刺繍の振り子時計を作ってみました 24時間チーズが伸び伸び」と、その時計を作ったのは刺繍画家のイプノット(@ipnot)さんです。

8月9日、イプノットさんは自身のTwitter上に手作りの時計の動画を投稿。ひと際目を引くのが、時計下部の振り子部分に設置された本物そっくりのピザです。ピザの大きさは「ミニサイズ」といえるほどですが、食べやすくカットした部分が振り子の動きに合わせて伸び縮みしており、その中からはとろ~りとしたチーズが見えます。
 

なんともかわいらしく、食欲をそそられるようなこの“ピザ時計”には、「毎日ピザが食べたくなりますww」「ほ、欲しい…」「可愛すぎる!」「飯テロ時計~」などのコメント寄せられ、瞬く間に拡散。23万を超える「いいね」と4万件以上のリツイートが集まる大反響を呼んでいます(8月13日時点)。

今回、All About編集部ではイプノットさんを取材し、詳しいお話を伺いました。
 

創作のきっかけは「お部屋に時計が欲しい」

――この作品はどのようなきっかけ・発想をもとに制作されたのでしょうか?

イプノットさん:お部屋に時計が欲しくて、せっかくなら刺繍で作ろうと思ったのがきっかけです。最初はシンプルに布に数字を刺繍しただけの見やすい刺繍時計を作ろうと思っていました。でも、時計のムーブメントを探しているときに振り子時計タイプがあることを知り、あれこれと遊びたくなり結局ピザを追加してチーズも伸ばしました。

――ピザが動く仕組みをお教えいただくことは可能でしょうか?

イプノットさん:特に難しい仕組みはなく、振り子時計なので振り子の部分にピザを付けたとてもシンプルなものです。振り子を生かしてピザのチーズが24時間ずっと伸び伸びする時計にしました。

振り子が思ったよりも激しくて勢いのあるピザになりそうだったので、振りを調節してチーズがとろけるような絶妙な振り子にしています。撮影時はそれでとても良いのですが時間を置いて時計を見るとまた元に戻ってピザがブンブン振り回されています。実は暴れピザ。要改善です。

――これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。

イプノットさん:驚きもうれしさもありソワソワしています。元から知ってくださっている方も初めて知ってくださる方も感想がたくさん届いて幸せです。

――普段の活動についてなど、読者に伝えたいことはありますか?

イプノットさん:何かメッセージ性を込めて表現しているというよりかは、私が表現したいものを自由に形にしています。見てくださった方がさまざまに捉え、何かしら感じてくださったとしたらそれが私の喜びで、それが前向きな感情であればなおさら。刺繍を見てくださってありがとうございます。


イプノットさんの作品は海外からも高い評価を受け、なんと高級ブランドの「Hermès(エルメス)」とのコラボレーションも実現したようです! イプノットさんの素晴らしい作品の数々を、みなさんもぜひチェックしてみてください。


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