花王は、くらしに役立つ情報サイト「くらしの研究」の読者1万2469人を対象に、自宅リビングのエアコン利用と足元事情についての調査を実施し、その結果を公開しました。
調査によると、過半数が「エアコンの設定温度は27℃以上」と回答。同じ設定温度でも性別によって体感温度は異なり、体感差によってリビングでの服装(足元)も変わってくることなどが分かりました。
エアコン設定温度「27℃以上」が56%、「26℃以上」が79%
自宅の居間やリビングの「エアコンの設定温度」について聞いたところ、最も多かったのは「27℃」(32%)。次いで「28℃」(24%)、「26℃」(23%)という結果に。「27℃以上」と回答した人が56%、「26℃以上」で見ると79%と大多数を占めており、「25℃以下」と答えた人は少数でした。
「節電」や「健康」を優先し設定温度は高めにする傾向
「夏のエアコン冷房設定温度のその理由」について見ると、温度を決定する理由と設定温度との関係が見えてきます。
男女とも「節電」や「健康」を優先すると、設定温度が高くなる傾向にあります。「節電」項目で28℃と回答した人は女性56%、男性60%。反対に「汗をかかない」といった「快適性」を優先すると、設定温度は下げる傾向にあるようです。
男女の違いを見ると、女性の「自分の要望」では設定温度が均等に分かれているのに対し、男性は低い温度(24℃以下)が突出しています。