寝る時のエアコンは26~28度でつけっぱなしが推奨 熱帯夜に快眠するコツをパナソニックが公開

パナソニックは、今夏の睡眠状況や睡眠時のエアコン利用について調査。その結果と合わせて、熱帯夜の快眠マニュアルを睡眠改善インストラクターが紹介しています。

熱帯夜の快眠のコツ5:寝る1時間前までにバスタブで入浴、温度は夏でも38~40度

深部体温をスムーズに下げるには、反動を利用するのがコツ。意外と大切なのがバスタブに浸かって入浴することです。夏でも38~40度のお風呂に、10~20分ほどつかるのがおすすめ。入浴することで深部体温は約0.2~0.3度上がるといわれており、一度上がった深部体温は反動で下げようとする体の性質があり、この落差が寝入りやすさにつながります。
 

上がった深部体温は約1時間ほどかけて徐々に下がり、この時に眠気が高まるのでタイミングを逃さず布団に入れるように、入浴時間を調整してみましょう。また、深部体温を下げるために入浴前から寝室とリビングをエアコンで快適な温湿度にしておくこともポイントです。

夏場はシャワーだけという場合でも、足首や手首、首の後ろなど太い血管が通っている部分に合計5分ほど少し熱めのシャワーを当てることで、効率よく深部体温を上げられるそうです。夏はシャワーしか浴びない、という人はお湯を当てる位置と時間を意識してみては。
 

熱帯夜の快眠のコツ6:リビングや浴室の照度は控えめに

夜間は目から入る光の量が減るほど、睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されやすくなります。入浴前にリビングの照明をリラックスできるオレンジ色などにし、入浴時に浴室の電気が明るい場合は、照明を消して脱衣所の灯りだけにするか、浴室用の防水間接照明を利用するのも効果的だそうです。
 

>次ページ:在宅勤務の人はここに注意!

 

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