横浜で人気の煮干しラーメン店「丿貫(ヘチカン)」が監修したカップ麺がファミリーマート限定で7月19日から発売。あの丿貫の「煮干そばclassic」がどのように再現されているのか、確かめてみました(画像はすべて筆者撮影)。
横浜の人気ラーメン店「丿貫(ヘチカン)」について
丿貫は、横浜・野毛で間借りラーメン店として創業。現在は野毛近くの福富町に本店を構え、横浜市内を中心に6店舗を展開しています。昼はラーメン店、夜は〆にラーメンを提供する日本酒専門店に様変わりします。
丿貫の特徴は、煮干し100%の灰色に濁ったスープ。その見た目から「セメント系」とも呼ばれており、煮干しラーメン好き(=ニボラー)の間では必食とされる名店です。
筆者は横浜駅東口・アソビルにある「横濱丿貫」に訪れたことがありますが、煮干し感の高さには驚きました。
パッケージ書かれている情報によると、国内最大級のラーメン専門情報サイト「ラーメンデータベース」で横浜煮干し部門1位(2022年3月時点)に輝いた実績があるとのことです。
「丿貫監修 煮干そばclassic」の味は……?
このカップ麺は、ファミリーマート限定発売ということで、横浜市中区のファミリーマートで入手。カップラーメンの棚の一番上にコーナーが設けられており、残り3個しかありませんでした。そのうちの2個を購入。ビッグなサイズのカップ麺です。
開封すると、すでに煮干しの香りが……! これぞ丿貫、期待が高まります。お湯を注ぐとさらに“ニボニボ感”がアップ。
「仕上げの小袋」が別添えになっているので、フタの上に置いてあたためます。
表記の通り3分待ってから、仕上げの小袋(油?)を投入。フタに書かれた注意書きの通り、底までよく混ぜていただきます。
まずはスープを一口。煮干しの風味は強いものの、エグみなどはまったく感じません。カップ麺にありがちなしょっぱさもありません。実にマイルドな煮干し系のスープです。
続いて麺を。丿貫の麺はバリカタのパツパツ麺が特徴なのですが、うまく表現されているな、と感じました。次回食べる際は、待ち時間を少し短くすればより再現度が上がるのでは、と思います。
タマネギのみじん切りをちょい足しするのがおすすめ
発売初日からtwitterでは、丿貫のカップ麺を「買いました」「食べました」という報告があがっていました。「タマネギのみじん切りをちょい足しすると再現度が高まる」というアドバイスに従い、筆者も実践。
カップ麺の具材としてもタマネギが入っているのですが、どうしてもふにゃっとした食感になってしまいます。タマネギのみじん切りをちょい足しすることで、風味と食感がより豊かになりました。ぜひお試しあれ。
そして、煮干しの粉が底にたまりがちなので、絶えずかき混ぜながら食べることをおすすめします。
「丿貫監修 煮干そばclassic」の再現度は……?
筆者は店舗で食べたことがありますが、カップ麺ということで「お店の味と、まったく同じです」とは言えないです。が、カップ麺としてはかなりレベルの高い仕上がりであり、丿貫の煮干しそばの“ニボニボ感”を垣間見ることができました。これを食べると、実店舗にも足を運んでみたくなることでしょう。
丿貫監修 煮干そばclassic 情報
発売日:2022年7月19日~数量限定
販売場所:ファミリーマート(関東、東海、北海道、東北、中国・四国エリア)
通常税込価格:228円
・URL:https://www.family.co.jp/goods/processed_foods/3818435.html
・URL:丿貫 店舗情報
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