Z世代の4人に1人が「生涯独身にメリットを感じている」 理由TOP3は?

マイナビが実施した、「マイナビ ライフキャリア実態調査2022年(ライフ編)」によると、Z世代の4人に1人は生涯独身であることに大きなメリットを感じていると判明しました。メリットに感じる理由上位は、「お金」「時間」となっています。


マイナビは7月6日、全国15歳以上の男女1万4000人を対象に実施した、「マイナビ ライフキャリア実態調査2022年(ライフ編)」を発表しました。

調査によると、Z世代の4人に1人は生涯独身であることに大きなメリットを感じていると判明。他にも、休日に家事・育児を6時間以上行った人の半分以上は私生活にストレスを感じていることなどもアンケートから分かりました。
 

Z世代の25.8%が「生涯独身の方がメリットが大きい」と回答

未婚者に対して「生涯独身であることへの考え」を聞いたところ、全体の20.0%が「メリットの方が大きい」と回答。「デメリットの方が大きい」と答えた人は24.6%でした。
 
未婚者の生涯独身であることへの考え方
未婚者の生涯独身であることへの考え方

「メリットの方が大きい」への回答率を世代別で見ると、「Z世代」が最多の25.8%、次いで「ミレニアル世代」が24.6%、「就職氷河期世代」が19.5%という結果でした。「Z世代男性」は特に多く、27.8%が回答しています。
 
メリットだと感じる理由は?
メリットだと感じる理由は?

「メリットに感じる理由」TOP3は、1位「時間を自由に使えるから」(69.0%)、2位「お金(自分の稼ぎ)を自由に使えるから」(65.6%)、3位「趣味や好きなことに集中できるから」(57.6%)という結果に。

他にも「余計な人付き合いをしなくていい」や「仕事に集中できるから」といった項目もランクインしており、自分の時間を自由に使いたいという意識が強いことがうかがえます。
 

1週間の平均家事育児時間「配偶者あり子育て世代」の女性が最多

「22年3月時点で就業していた人の1週間の家事・育児時間」を性別・世帯別で調査したところ、全体では19.1時間という結果に。
 
性別世帯別 1週間の家事・育児時間(22年3月時点就業者ベース)
性別世帯別 1週間の家事・育児時間(22年3月時点就業者ベース)

項目別で見ると、「女性 配偶者と子ども」が最も多く、平日(5日間)で23.9時間、休日(2日間)で12.3時間、合計36.2時間でした。次いで「女性 ひとり親と子ども」で計28.1時間、「男性 ひとり親と子ども」で計23.8時間となっています。
 
休日1日の平均家事・育児時間別の私生活でストレスを感じている割合
休日1日の平均家事・育児時間別の私生活でストレスを感じている割合

「私生活でストレスを感じている割合」は、全体平均が36.2%。時間別で見ると、休日に2時間家事をする人から平均を超え、6時間の人では53.4%となっています。

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