リスクモンスターは6月22日、全国20〜59歳の男女800人を対象に実施した、「この企業に勤める人と結婚したいランキング」を発表しました。
第12回となる本調査では、男女ともに「国家公務員」「地方公務員」が1位と2位を獲得。雇用や収入が安定しているイメージが強い職種に人気が集中しているようです。そのほかの結果も見ていきましょう。
「結婚相手に求める職業」、TOP2は「公務員」
総合ランキングTOP3は、1位「国家公務員」(15.9%)、2位「地方公務員」(14.4%)、3位「トヨタ自動車」(10.5%)という結果に。4位以降には、「グーグル」(4位/6.9%)、「アップル」(6位/6.6%)、「アマゾン」(12位/3.5%)といった海外企業も上位にランクイン。国内企業では「パナソニック」(5位/6.8%)、「ソニー」(7位/6.4%)「任天堂」(8位/5.5%)などがランクインしています。
上位8社中7社が男女共通の勤め先に
男女別で比較したところ、「国家公務員」や「地方公務員」が男女ともに1位と2位だったほか、「グーグル」や「アップル」「トヨタ自動車」など、上位8社中7社が男女共通の結果となっています。トップ2を占める「公務員」の合計回答率は、男性24.8%に対し、女性35.8%と、女性からの人気が高いことも判明しました。
重視するポイントは「収入」と「ワークライフバランス」
「重視するポイント」を見ると、TOP3は1位「給与額」(51.0%)、2位「雇用形態」(39.3%)、3位「土日休み、有給取得しやすい」(38.3%)という結果に。今回から加わった「土日休み、有給取得しやすい」は、前回(第11回)3位だった「社員を大切にする」の30.6%を上回る回答率となっており、ワークライフバランスを重視する傾向が高いことが分かりました。
男女別で見ると、男性(40.3%)よりも女性(61.8%)の方が「給与額」を重視する割合が高く、結婚相手の収入面を重視する傾向が表れています。
望む最低年収、500〜600万円が理想か
結婚相手に求める最低収入について調査したところ、全体で最多だったのは「年収は気にしない」(36.6%)でした。金額別1位は「500万円以上」(15.8%)、次いで「600万円以上」(12.9%)、「400万円以上」(9.3%)と続きます。男性の金額別TOP3は、1位「300万円以上」(12.8%)、2位「400万円以上」(11.0%)、3位「600万円以上」(8.5%)だったのに対し、女性1位は「500万円以上」(23.5%)、2位「600万円以上」(17.3%)、3位「800万円以上」(11.0%)でした。
男性は「年収は気にしない」が46.8%と約半数を占めているのに対し、女性は61.4%が「年収500万円以上」、37.9%が「年収600万円以上」と回答。女性は出産等で仕事をどうしても離れなければならない期間に、収入面をパートナーに補ってもらう必要性などを考慮しているのではないかと見られます。
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