ユームテクノロジージャパンは6月27日、経験者を対象に実施した「営業職への転身」に関するアンケート調査結果を公表。同調査は、営業職以外を5年以上行い、その後直近3年以内に未経験の営業職として人事異動もしくは転職した108人を対象に、インターネット上で実施しました(調査期間:2022年5月13〜16日)。
未経験から「営業職への転身」で大変だったこと、1位は?
未経験から「営業職」に転身して働く中で大変だったことは、「かなりある」と回答した人は37.0%、「ややある」が53.7%で、大変だった経験がある人が約9割を占めました。
営業職への転身で苦労した点として、最も多かった回答は、「アポが取れない」。次いで、「お客様の課題をうまく引き出せない」、「相手に響く営業トークができない」が続きました。
「クレーム対応」「理不尽な要求」など、顧客対応での苦労が多数
自由回答では、「正解がない中でもがかないといけない(38歳)」「成績が伸びない(40歳)」「覚えることが多い(43歳)」「慣れない営業先に行くと緊張する(32歳)」など、具体的な内容が上がりました。ほかにも、「お客様からのクレーム対応(32歳)」「コミュニケーションミスがたまにある(39歳)」「顧客と社内に挟まれ、毎回調整が大変(30歳)」「理不尽な要求を受けざるを得ない状況があった(44歳)」など、顧客対応で大変な思いをしたという声が多く集まりました。
「上手い人のマネ」など、営業職での困難を乗り越えるコツは?
未経験から営業職に転身して働く中で「大変だったことがあった」と回答した人に、大変だった状況を乗り越えたコツを聞きました。「営業が上手い人のマネをする(40歳)」「先輩を頼る(35歳)」など、経験者を真似たり、先輩を頼ったりすることで乗り越えた人が多いようです。
また、「知識もだか、成功より失敗の経験を積む事(39歳)」「販売する商品知識やお客さまとの信頼関係の構築(42歳)」「とにかく周りの人と雑談して雑談能力を高める(33歳)」「しっかりと戦略を取るようになったこと(46歳)」「粘り強さが大事(39歳)」「やるべきことを明確にして地道にやっていく(38歳)」など、営業職に必要な知識や経験を地道に積み上げることも重要なのですね。
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