日本経済団体連合会(経団連)は6月21日、「2022年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)」の第1回集計を発表しました。
対象企業は従業員500人以上、主要21業種の大手253社です。平均妥結額は92万9259円、前年比(21年)は13.81%増という結果でした。※20業種164社(64.8%)の妥結を把握しているが、うち59社は平均額不明などのため集計より除外
業種別で最も多かったのは「建設」の127万1661円
製造業平均は93万475円(前年比15.11%増)、非製造業平均は92万2512円(6.99%増)となっています。業種別で見ると、妥結額最多は「建設」の127万1661円(前年比1.14%減)、増減率で最も伸びたのは「鉄鋼」の88.13%増(妥結額101万9071円)でした。妥結額で最も少なかったのは「印刷」の68万9105円(前年比9.57%増)となっています。
妥結額90万円を超えたのは、「建設」「鉄鋼」を含む8業種、増減率10%を超えたのは、6業種でした。増減率マイナスだったのは「建設」の1.14%減と「紙・パルプ」の0.87%減のみで、全体的に上昇傾向にあるようです。
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2022年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(日本経済団体連合会)