イギリスの高等教育機関「クアクアレリ・シモンズ(QS)」は6月9日、世界大学ランキングの第19版を発表しました。世界各国、各地域から1418校がエントリーし過去最大となった本ランキングは、1640万件を超える学術論文や、9万9000人を超える雇用主からの意見を反映し、世界で最も信頼性の高い調査と評されています。
今回は、総合ランキングの中にランクインした日本の大学を中心に見ていきましょう。
第3位:東京工業大学(世界55位)
国内3位は、「東京工業大学」でした。全体ランキングは55位、2009年版以降で最も高い順位を獲得しました。部門別で見ると「外国人学生」スコア(37.9)と「外国人教員比率」スコア(36.1)がTOP3で最も高い評価を得ています。第2位:京都大学(世界36位)
2位は京都大学でした。全体ランキングは36位を獲得。部門別では、「学術関係者からの評価」(98.6)と「雇用主からの評価」(98.9)でほぼ満点だったほか、SDGsレートでは「シルバー」を獲得しています。第1位:東京大学(世界23位)
1位は、「東京大学」でした。世界全体ランキングでは23位、SDGsレートでは「ゴールド」を獲得。部門別を見ると「学術関係者からの評価」が100点満点だったほか、「雇用主からの評価」で99.7ポイントと高い評価を得ています。日本の大学は50校がTOP500入りし、アジア圏では中国(71校)に次ぐ2番目となっています。また、TOP200にランクインした大学の数はアジア圏で最も多い9校です。TOP20以上にランクインした大学は無し、TOP50入りが2校、TOP100入りが5校、TOP200入りが9校という結果でした。
>次ページ:15位までのランキング結果
【おすすめ記事】
・高校生約11.4万人が選ぶ「大学人気ランキング」 国立2位は「筑波大学」、1位は?
・人事担当者から見た「印象のよい大学」、東大や京大を抑え1位に輝いた大学とは?
・2022年「大学ランキング日本版」発表! 2位「東京大学」、1位は?
・高校生4万人が「関心を持った大学」ランキング! 3位 法政大学、2位 明治大学、1位は?
【関連リンク】
プレスリリース