『ちむどんどん』第9週 オーナー房子の正体判明で納得「厳しくも優しいええキャラ」「素敵すぎる」

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』第9週のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります(画像出典:『ちむどんどん』公式サイト)。

沖縄4兄妹の人生を描くNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。第9週のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

 

ちむどんどん
画像出典:NHK『ちむどんどん』公式サイト

 

第9週「てびち!てびち!てびち!」

銀座の西洋料理店「アッラ・フォンターナ」に来て3年が過ぎた比嘉暢子(黒島結菜)は、前菜の担当を任されるようになり、自分なりの味付けを試行錯誤する日々を過ごしていました。変わらぬ味を求めてやってくる客へ配慮する料理長・二ツ橋(高嶋政伸)のアドバイスも耳に入らない様子。そんな暢子に、オーナーの大城房子(原田美枝子)は、鶴見にあるおでん屋の立て直しを命じます。
 

さっそくメニューを改良し、イタリア風おでんを出すと大盛況。しかし1週間と続かずお店は再び閑古鳥が鳴き始めました。どんな料理を出せばいいのか迷子になってしまった暢子に、和彦(宮沢氷魚)は、もっと地味で普通のほっとするおでんがいいと助言。新しいものへしか目が向いていない暢子と言い争いになってしまいます。
 

そんな中、フォンターナが掲載された雑誌を見た母・優子(仲間由紀恵)から衝撃の事実を聞く暢子。房子は亡き父・賢三(大森南朋)の叔母で、幼い暢子が引き取られるはずだった親戚だったのです。戦後まもなく房子もおでん屋から身を立て直したことも知った暢子。平良(片岡鶴太郎)の「迷ったら入り口に戻るのが基本」という助言に耳を傾けます。
 

一方、東京で怪しい健康食品の販売に手を染めていた賢秀(竜星涼)が、再び詐欺にあい裏切られたことも判明。暢子は、「俺は疫病神」と気落ちする賢秀に「てびち」を振る舞い励まします。初心に立ち返った暢子は賢三の教えを思い出し、基本を大切にしながら故郷の思いを加えたおでんを開発。おでん屋は活気を取り戻しました。暢子のおでん屋で「てびち」を食した房子は、フォンターナに戻り前菜とまかないを担当するよう暢子に告げるのでした。

 

ちむどんどん
画像出典:NHK『ちむどんどん』公式サイト

 

オーナー・房子の素顔に納得「人情ある厳しくも優しいキャラ」

第9週では、博夫(山田裕貴)と結婚し出産した長女・良子(川口春奈)が、実家に帰り博夫との離婚を宣言するシーンも。Twitterでは「ねーねーのイライラの原因は博夫のあの性格なのか、仕事を離れて専業主婦になったことなのか」「沖縄の離婚の多さにも言及」などの声が上がりました。
 

初心と基本を大事にすることを学んだ暢子は、また一歩成長。房子の見守るようなあたたかい眼差しにも胸打たれ、「房子さんの手紙の文面、『東京で様々な経験をすることは、その子にとって大変貴重な財産になることでしょう』とあったんだね…。でも比嘉家にはこの一文の意味より、家族が取られるって感覚のほうが強かったんだなあ…」「房子オーナーってほんと昔気質の人情ある厳しくも優しいええキャラ」「すごく優しい目で暢子ちゃんのこと見てるよね…オーナー素敵すぎる」「レストランでバタバタしてるのよりよっぽど暢子がちゃんと成長してる感じがした2週間だった。戦争とかの話も見えてきた」などのコメントが寄せられています。
 

第10週は「あの日、いかすみジューシー」。フォンターナで邁進する暢子でしたが、ある日、料理長の二ツ橋が突然「店を辞めるかも」と言い出します。なぜか止めようとしない房子。一方、体調不良が続く歌子を連れて優子は東京へ。一難去ってまた一難の4兄妹の人生はどのように開かれていくのでしょうか。等身大で乗り越えていく暢子の奮闘に期待です。



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