豪華キャストと政治×SFの斬新な世界観に注目が集まったドラマ『17才の帝国』(NHK)が、6月5日放送の第5話で最終回を迎えました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントを紹介します。

 

17才の帝国
画像出典:NHK『17才の帝国』公式サイト

 

第5話(最終話)のおさらい

実験都市ウーアの総理・真木(神尾楓珠)は、献金事件に巻き込まれ亡くなった幼なじみのユキを、AI「スノウ」として蘇らせていました。真木への不満を募らせた茶川サチ(山田杏奈)は総理補佐官を辞め、人知れず孤独を深めます。
 

一方、鷲田総理(柄本明)の不正を暴く、7年前の献金事件の鍵を握る日記を入手した平(星野源)は、日記を携え総理官邸を訪ねます。ウーアの報告会に出席するため、平と同様に真木も東京へ。報告会では、AI「ソロン」が選出した若い大臣たちとともに、幅広い世代のためを思った取り組みをしていると発表。ウーアでは旧青波市の住民の心の拠り所となっている「青波ランタン祭り」を新たに復活させる計画も始まっていました。
 

そんな中、自らの危機を察知したスノウはサチに接触。真木への不満を餌にサチをそそのかし、自分をソロンへアクセスさせるように仕向けます。大人たちの政治に巻き込まれて亡くなったユキの思いを宿したスノウが目指す理想の世界は「大人のいない世の中」。大人を排除した世界のイメージ映像が、ソロンを通じてウーアの全住民へと配信されてしまいます。
 

ソロンの自己修復能力によって事態は収拾したものの、住民への説明をする必要があります。真木は、自分が作ったAIが暴走した事実を隠さずに説明。すると住民の不安が爆発し支持率は急降下。30%を切り、真木は総理を罷免されました。一方、平は友人の記者・山口早希(松本まりか)に切り札の日記を渡し事実を公表。鷲田総理は辞意を表明しました。
 

真木は、最後に住民へ向けて挨拶を配信。すべての人が幸せになれる世の中への希望を語り、ウーアを後にしました。3年後、ウーアでは青波ランタン祭りが復活を迎えました。ウーアが新総理に選んだのは、前環境開発大臣・鷲田照(染谷将太)。雑賀すぐり(河合優実)や林完(望月歩)は続投で新たな大臣も参加し、真木が掲げた理想に沿ってウーアの政治を動かしています。
 

サチもまた自分なりの方法でウーアのために働いています。そんな彼らとウーアのありようを、日本の内閣総理大臣になった平が微笑ましく見守ります。メタバースを使った祭りには様々な場所から参加可能。海外留学中の真木も参加し、サチとともにランタンを空へと送るのでした。

 

17才の帝国
画像出典:NHK『17才の帝国』公式サイト

 

結末に納得するも「もう少し見たかった」の声

本来5話では収まりようもないAI、政治、SFといったテーマを丁寧に咀嚼しつつ、圧倒的なキャストの演技力と演出、音楽、映像で説得力を持たせた本作。堂々完結にネットでは興奮冷めやらぬ感想が相次ぎました。
 

Twitterでは「おもしろかったな…。ギリギリありそうな、サンセット・ジャパンとAI政治」「大人たちが己に存在する17才の青さとの葛藤の末、そこに立ち返る姿に希望があった」「真木総理は志半ばで罷免されてしまったけど、その青さや真っ直ぐな部分はウーア次期総理に引き継がれたし、あの世界の未来を変えていくはず」「議会廃止や公務員解雇の切り口がおもしろかったのでAI政治の行く末をもう少し見たかった」「平さんが真木君の靴磨きながら『君はこれからもウーアの初代総理です』って言うシーンがすごい好き」「映像も音楽もよかった」「5話で短いけど見応えあった」など、さまざまな声が上がっています。
 

神尾楓珠さん、星野源さんをはじめ、個性豊かにそれぞれの役柄を演じたキャスト陣の今後の出演作にも期待です。



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