沖縄4兄妹の人生を描くNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。第8週のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第8週「再会のマルゲリータ」
暢子(黒島結菜)が沖縄を出て、「フォンターナ」で料理人の道へ足を踏み入れてから1年。ある程度仕事ができるようになったものの未だ世間知らずの暢子は、オーナーの房子(原田美枝子)から、東洋新聞社で“坊や”と呼ばれる雑用の仕事で認められなければクビと言い渡されます。どうやら房子は暢子に期待しており、成長させるための思惑があるようです。
新聞社では幼い日々をともに過ごした青柳和彦(宮沢氷魚)とまさかの再会。和彦は暢子と同じ下宿に住むことにもなりました。一方、沖縄では姉・良子(川口春奈)が出産を控えて実家に戻ってきており、母・優子(仲間由紀恵)と暮らす妹・歌子(上白石萌歌)は歌のオーディションに挑戦する決意を固めます。
和彦との再会を喜びながら、“坊や”の仕事を通し成長していく暢子。デスクの田良島(山中崇)から、新聞も料理と同じで届けたい誰かのことを思って書くと説かれ感心。暢子はオーディションを前に緊張で声が出ない歌子に対して、伝えたい誰かのために歌うようアドバイスします。
そんな中、和彦が東洋新聞きっての人気企画「最後の晩餐」を執筆したいと申し出ました。ちょうど来日中のイタリア料理人・タルデッリ(パンツェッタ・ジローラモ)に取材を行い執筆するも、田良島から「北部出身のタルデッリがなぜ最後の晩餐に南部料理のピザ・マルゲリータを選んだのかが書かれていない」とダメ出しをされてしまいます。
メディア嫌いのタルデッリを“東洋新聞・学芸部のブレーン”と頼られる房子が説得。タルデッリは再取材を受ける条件として、翌朝までに、かつて東洋新聞に掲載された1つの読者投稿記事を探し出すよう求めてきました。諦めかける和彦を励ましながら、暢子は和彦の同僚で恋人の大野愛(飯豊まりえ)とともに必死で記事を探します。
同じ頃、沖縄では歌子の最終オーディションが行われていました。しかし熱を出した歌子は歌っている最中に倒れてしまい失格に。悔しさに涙する中、良子が産気づき、歌子は懸命に歌いながら良子を応援します。良子は無事、女の子を出産しました。一方、暢子はタルデッリが求めていた記事を発見し、タルデッリがなぜ最後の晩餐にピザを挙げたのか判明。和彦の原稿は田良島の大幅な修正を経て、無事、新聞に掲載されました。
新聞社の“坊や”として記者たちから認められる仕事ができるようになった暢子。房子から「フォンターナ」に戻って良しとの判断が下るのでした。
暢子を指導する田良島デスク(山中崇)に称賛の声
世間知らずの暢子を是正するため懇意の新聞社へ修行に出した房子。その真意を知る田良島の暢子への指導ぶりが好評で、Twitterでは「田良島さんは指導がとても上手。暢子が短期間で成長する結果からもオーナーの判断凄いなって思えた」「田良島さん、本当にいい上司だよな~」「田良島デスク素敵!また出てきてほしい」「田良島さんのスピンオフが見たいくらい」などの声が上がっています。
良子は母になり、歌子は自分のペースで歌い続ける意思を固め、暢子は「フォンターナ」に戻れることに。姉妹たちが悩みもがきながらも成長し人生を切り開いていく一方、兄・賢秀(竜星涼)はまたしても給料の前借を踏み倒して失踪しました。「もはや捕まらないだけの詐欺師」「賢秀は一回くらい獄中入りしないと視聴者は納得しないよね」など非難殺到の賢秀が、次週は東京でとあるビジネスに手を染め始める様子。その行く末とはいかに。
第9週は「てびち!てびち!てびち!」。「フォンターナ」に戻ってきた暢子には、房子からの新たな試練が降りかかります。それは、とある店舗の経営立て直し。また、再会した和彦との関係が深まりを見せるのか期待です。
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