All About編集部では、全国の男女50人を対象に「スーパーのセルフレジ問題&迷惑行為」に関するアンケート調査を実施しました(調査期間:2022年5月20〜21日)。今回はその中から、「スーパーで迷惑だと思った行為&不快に感じた他人の行為」について寄せられたエピソードをご紹介します。
「注意しない親」「親が現れなかった」 子どもを放置する親たち
まずは、子どもに関するエピソード。「スーパーの通路と遊び場を区別できない子供を注意しない親。走り回っても大声をあげても我関せずなのは育児放棄と同じに思う(36歳女性)」「小さい子供が狭い売り場を走り回って商品を落としていた(40歳女性/長女7歳・長男2歳)」「子供が一人で走り回ってて転んでも親が現れなかったこと(37歳女性/長女6歳)」など、周囲の目は子どもの行為そのものではなく、放置する親に向けられていることがうかがえます。さらに、「買い物カートの商品を入れるところに、子供を乗せている人がいた。しかも靴をはいたままでした(38歳女性/小5)」「叫ぶような声を出し続ける子供を注意もせず放置する。うるさい(34歳女性/5歳)」などのエピソードが寄せられました。
「長蛇の列ができてるのに」 子どもの“セルフレジ”使用問題
「行列が出来ているのにゆっくりバーコード読み取らせているのは迷惑だと思います(46歳男性/長女小3・長男小1・次女年中)」「特売日などの混雑時にセルフレジでも長蛇の列ができてるのに、買ったもの全てを子供にやらせていると少し迷惑だと感じる(29歳女性)」「のろのろと教えながら小さい子にセルフレジをさせているのはイライラした(33歳女性/長女6歳)」など、並んでいる人がいるにも関わらず、マイペースにセルフレジを進める親子に関する声が多く集まりました。一方、「子供がセルフレジでお手伝いをしているときに、『遅いから早くドケ』と言って舌打ちする人を見たことがある(42歳女性/長男16歳・次男13歳)」など、その状況について悪態をつく大人の姿もまた、大きな印象を残すようです。
「やたら距離を詰めてくる」 コロナ禍ならではの不快な経験も……
「年配の女性がレジを待つ時にソーシャルディスタンスを守らず、すぐ後ろに並んできて不快だった(45歳女性/長男13歳)」「最近だと、私がレジに並んでいると、特にお年寄りが多いのだが、かなり接近して並ぶこと。コロナ禍で敏感になるべきところなのにと思ってしまう(51歳男性)」「まだソーシャルディスタンスが騒がれていた時代に、やたら距離を詰めてくるお爺ちゃんには困りました(31歳女性)」など、コロナ禍で人との距離感が敏感になったことで、コロナ禍以前の感覚のままでいる人に不快な思いをする人も多いようです。中には、「レジ待ちの時に、コロナ禍で、足型のマークに合わせて間隔をとって並んでいたのに、間に割り込みされたこと(38歳女性/長女9歳・次女7歳・三女3歳・四女1歳)」など、やはりこちらもコロナ禍で生まれた、新しい不快な行為と言えそうです。
「奥から取る」「取っては置き」 選びたい気持ちは分かるけど!
「賞味期限の長いのが欲しいみたいで、陳列されてるのをぐちゃぐちゃにして、奥から取る方をみかけますが、前から取るのが良いと思います。買われる方の事情もあるかと思いますが……(44歳女性)」「冷凍食品のドアを開けたり閉めたりしている人は不快に感じました。1回で取ったらいいのにと感じました(26歳女性)」「野菜を取っては置き、を繰り返して選ぶ人を不快に感じます(27歳男性)」など、自分で商品を選べるスーパーでだからこそ、自分のことしか考えていないような行為に不快感を持つ人は多いようです。ほかにも、「レジに並んでいる時に、前の人が『あれも買うんだった! 』といって、買い物かごをその場に置いたまま、商品を取りに行ってしまったこと(47歳女性)」「レジ打ちが終わったあとエコバッグを持ってき忘れたのか、こちらに会釈も確認もなくビニール袋を購入しようとする人。忘れることはあると思うけどこちらのレジ打ちをもう始めようとしてる時に割り込むなら確認してほしい(34歳女性/長女1歳)」など、うっかり忘れてしまうことは誰にでもあることですが、会釈やひと言かけるなどの配慮が欲しかった、との声も寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
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