NEXERが運営する「キャリアバイブル」は、2022年5月14〜17日の期間、「職場でのストレス」に関するアンケートを行いました。対象は「役員」もしくは「従業員」として会社勤務をしている全国の男女1185人。本記事では、職場でのストレスの原因をランキング形式で発表します。
第3位:「上司との人間関係」16.8%
3位は「上司との人間関係」でした。4位の「同僚との人間関係」15.3%、5位の「部下との人間関係」4.1%と合わせると、3割以上の人が人間関係でストレスを抱えていることが分かります。職場の人とは長い時間、毎日顔を合わせざるをえないことが多いため、ストレスを感じやすいのかもしれません。「上司が全く頼りにならず、何のために役職がついているのかわからない。人手不足をどうにかなると思っていて腹が立つ」「パワハラ、モラハラをするような人や、心の狭い人など、人間性に問題のある人たちがいて職場を振り回し、雰囲気が悪い」「コミュニケーションが取れない同僚がいる。挨拶もしない人がいる」などの回答が寄せられています。
第2位:「仕事量の多さ」21.1%
2位は「仕事量の多さ」でした。コメントには、「一人でやっているのでやることが多く常にオーバーフロー気味」「短時間に多量に処理する資料が回ってくることと予想外の仕事が入ることがあること」「あちこちから仕事をふられる」「出来ない事がある社員が多く私に回ってくることが多く私のすべき仕事以外の仕事が多くなる」などがありました。このほか、「トイレに行く暇もないくらい時間に追われる」「お客さんが多いため対応しきれず休憩時間も取れないことがストレスに感じる」など、ストレスだけでなく、健康面への影響が心配されるようなコメントもありました。
第1位:「給与や待遇が悪い」23%
1位は、「給与や待遇が悪い」でした。仕事をする大きな目的の1つは給与であることが多く、待遇が良くなければモチベーションに影響することもあるため、ストレスの原因となることはうなずけます。回答者からは「仕事量が増えてきているが昇給やボーナスに反映されていない」「同年代の平均給与と比較して、格段に少ない」「仕事の内容の割に給与が低く、やる気につながらない」「頑張って仕事をしているが、評価されない」「不景気で一時的だと言っていた減給が、景気が回復しても元に戻してもらえない」といった具体的なコメントが多く寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
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