文化放送キャリアパートナーズは、2023年卒業予定の学生2万5560人を対象とした「企業の就職ブランド」についての調査結果を発表しました。
調査対象は、2023年春入社希望の現大学4年生・大学院2年生(就職サイト「ブンナビ」会員 )です。1人あたり最大5票を有し、志望企業を1位から5位まで選ぶ形式。期間は、2021年10月1日〜2022年3月15日です。
3年連続の総合1位は「伊藤忠商事」
同時期の調査で21卒・22卒に続き、「伊藤忠商事」が3年連続の総合1位となりました。男子に限定すると、4年連続の総合1位です。続いて総合2位は「日本生命保険」、3位は「大和証券グループ」でした。
コロナ禍で志望企業の絞り込みが「早期化」
23卒は「withコロナ就活2年目」に該当し、夏からオンラインを前提とした就活が進行しました。そのため、志望企業の絞り込みなど早期化が進んでいます。3月上旬時点の平均エントリー数は、14.6社でした。内定率は26.9%と高く、早期に内定を確保している人が多い傾向にあります。
早期接触の多い金融業界などは堅調な一方で、一部の人気メーカーなどは順位を下げる結果となりました。また、IT業界への人気に加えDX支援・推進企業も注目されているようです。
男子は「商社・金融」、女子は「IP・旅行」に注目
男子は主に商社・金融業界に人気が集まり、大手商社4社が上位にランクインしています。また、金融業界でも生損保・証券の大手が目立つ結果に。女子は、IP(知的財産)ビジネス・旅行関連企業のランクインが特徴的でした。
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