ホンダは、全国の男女700人を対象に実施した「睡眠時間」に関するアンケート調査結果を公表しました。同調査は、インターネット上にて2022年2月12〜14日の期間で実施。今回は、調査結果から「睡眠負債」を多く抱えている業種ランキングを発表します。
「睡眠負債」を抱えやすい業種、1位は「サービス職」
睡眠時間と職業のデータによると、「睡眠に不満がある」、つまり「睡眠負債を抱えがち」な業種は、「サービス職」の割合が目立ち、中でも、郵便・倉庫・配達などの、配達業務の職業に就いている人の睡眠時間が短い傾向にあるようです。次いで、生産職や自営や警察などの保安職が続きました。
「寝付きが悪い」など、過半数が「睡眠に不満がある」と回答
睡眠に関して「不満がある」と回答した人は、全体の58.9%。過半数を超えました。具体的な「睡眠の悩み」としては、「寝付きが悪い」「朝スッキリ起きれない」「眠りが浅い」「枕が合わない」などの回答が多く、少数ですが、「息が止まることがあって苦しい」「手足が寒いと寝れない」などの悩みも上げられました。
「睡眠負債」を抱えている人は約54%、体の不調を感じる人も
回答者700人の「平均睡眠時間」を見ると、1日に必要な睡眠時間とされている「7時間」以上睡眠を取れている人は全体の約46%。約54%の人が「睡眠負債」を抱えていることになります。
また、全体で「体に不調がある」と回答した人は、70.3%でした。最も多く上げられた「体の不調」は、「疲労感」(28.1%)。次いで「寝つきが悪い」(14.7%)が続きました。
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