手錠を持ったダイバーが活躍するドラマ『DCU』が、3月20日に放送された第9話で最終回を迎えました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントをご紹介します。
最終回のおさらい
G20東京サミットを前に、横浜海上保安部に警備準備本部が設置されることに。新名(阿部寛)はこの機に乗じて、瀬能(横浜流星)から偽のフロッピーディスクを掴まされた成合(吉川晃司)が奪い返しに来ると考え、部長の佐久間(佃典彦)に相談しセーフルームにディスクを保管。新名は、瀬能の父が残した設計図はフロッピーディスクと鍵を組み合わせないと完成しないことも突き止めていました。
一方、公安の清水(山崎育三郎)から海保内部に内通者がいると告げられた新名。さらに佐久間から、東都重工の笠原(岡田浩暉)と海保次長の早川(春風亭昇太)が密に連絡をとっていると聞かされ驚きます。そんな中、基地内で爆発物が発見され、海保内に緊急事態を知らせるサイレンが鳴り響きます。
DCUメンバーたちが爆発物を探し処理に急ぐ中、笠原の手を借りてセーフルームに侵入した成合はフロッピーディスクを回収。瀬能と佐久間は爆弾が残るセーフルームに閉じ込められてしまいました。爆弾は爆発したものの、2人は助かりました。海保内部にいる内通者は早川ではなく佐久間だったのです。
その頃、成合と笠原は東都重工社長・楢原、佐久間と会合していました。資料室の金庫内に隠していた鍵はなくなっており、さらに新名は、鍵を探しに来た笠原に刺されてしまいます。病院で新名の無事を確認した瀬能は清水にも協力を仰ぎ、佐久間が黒幕である証拠を見つけ逮捕しようと動き出します。そして2週間の入院を言い渡された新名も、この事件だけは自らの手で解決したいと意思は固く、真子(市川実日子)とともに捜査に復帰します。
真子が成合に電話しおとり捜査へ。成合は、真子を人質に鍵と交換するつもりでいました。新名と警察はGPSを追って成合と真子がいる場所へやってきますが、成合は再び逃走してしまいます。
鍵を手にした佐久間に成合から連絡があります。鍵さえ渡せば命は助けてやると成合。佐久間はテロ組織・ブラックバタフライのボスに直接渡したいと回答します。あらゆる手を尽くして佐久間から鍵を奪い返そうとし、プール内に隠された鍵を発見した新名。しかしそこに佐久間、成合が続けて現れ、鍵は奪われてしまいます。
成合のことも裏切り鍵を奪った佐久間。しかし鍵の引き渡し場所に現れたのは新名と成合でした。成合と新名は土壇場で協力し、命を救い合ったのです。瀬能の父、隆子(中村アン)を手にかけたのも佐久間でした。海上保安官の誇りと努力を汚したお前を許さないと言い、新名は佐久間に手錠をかけるのでした。ふと見るとすでに成合は姿を消していました。
佐久間から取り戻した鍵は偽物で、本物は成合の手に渡っていました。まずいことなのではと慌てる瀬能に、新名は「成合が本当にブラックバタフライなら」と返します。真子がハッキングした成合のスマホ画面には「僕を信じろ」という言葉が表示されていました。成合と新名の信頼関係を垣間見た瀬能は、嫉妬しながらも新名についていくと笑顔を見せるのでした。
瀬能キックに称賛&続編希望の声が殺到!
15年前からの一連の事件の真相と黒幕が判明し、無事大団円を迎えた最終話。Twitterでは「拳銃を蹴り飛ばした流星がかっこよすぎてもう」「瀬能くんが主役の特別編が見たい」「瀬能君と隊長最高」など、最終話でも運動神経抜群の横浜流星さんが魅せる演技への賞賛が相次ぎました。
また、「SPドラマとか映画化とか続編ができそうな終わり方」「結局、吉川晃司カッコいいという感想で終わった。解決してないから映画化とかある?」「ドラマDCU面白かった!何かしらで映画もあると嬉しいなぁ!」など、成合が再び行方をくらましたことで、続きを期待する声も上がっています。
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・『DCU』第7話をおさらい! 横浜流星の全力ダッシュに「ハマり役!」「過去イチ!」の声が続出
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