カセットコンロというと、冬の食卓で鍋を囲むイメージでしょうか。最近はキャンプも人気ですので、アウトドアでカセットコンロを使う人も増えてきたかもしれません。
しかし、アウトドアでカセットコンロを使うときの悩みとして挙げられるのが、風が吹くことによってカセットコンロの火が消えてしまうこと。どうしてもアウトドアでは自然の風に火が負けてしまいがちでした。
その風に強いカセットコンロが、岩谷産業から発売されている「カセットフー タフまる」です。
「カセットフー タフまる」はなぜ風に強い?
タフまるが風に強い理由は「ダブル風防ユニット」という名の風をさえぎる作りです。外側風防と内側風防の2段階でさえぎることにより、五徳の上に乗せる鍋や調理器具の大きさや形にかかわらず風を防ぐことができるそう。
コンロの炎の燃焼に必要な空気は、内側風防の下から引き込む作りとなっています。
ガスが出る穴にも特徴があります。一般的なカセットコンロに比べると、穴が小さく数もたくさんあるのが分かるでしょうか。この「多孔式バーナー」で炎が短くなっているため、風の影響で炎が消えにくくなっているそうです。
「カセットフー タフまる」専用のキャリングケースで収納も持ち運びもラクラク!
カセットコンロを収納するとき、購入時の箱に入れて棚に収納している人も多いかもしれません。しかし何年も使っていると箱も汚れたり破れたりしてくるのが難点。持ち運びするときも、箱には持ち手が付いていないのでさらにバッグに入れるなどする必要がありました。箱を捨ててしまっていたら、収納も持ち運びも更に困難を極めます。
「カセットフー タフまる」はキャリングケース付き。タフまるをそのままキャリングケースに入れて持ち運び可能です。本体の重量は約2.4kg、キャリングケースに入れても約3.6kgなので、女性の筆者でも重たさを感じることはありません。
キャリングケースは自立するので、キッチンで立てて収納することも可能です。ケースサイズは376(幅)×341(奥行)×136(高さ)mmとなっています。
手入れも簡単「カセットフー タフまる」
「カセットフー タフまる」のごとくはホーロー加工されており、トッププレートもホーロー用鋼板で、汚れがつきにくく落ちやすい作り。パーツも取り外せるようになっているので、簡単に手入れが可能です。
別売りアクセサリーが豊富なのもうれしい
「カセットフー タフまる」は鍋底の直径が24cm以下(小さい鍋は鍋底が16cm以上)の鍋であれば使うことができますが、うれしいのは別売りのアクセサリーも豊富なことです。
こちらは焼き肉プレート。肉から出た余分な脂が落ち下の受け皿にたまるようになっています。全面フッ素コーティングされているので、こちらも手入れが簡単なのもうれしいポイントです。
アクセサリーは焼き肉プレート以外に、網焼きプレート、たこ焼きプレートほかいくつか発売されています。
災害時、停電時のために1つは持っておきたいカセットコンロ
最近は食卓での鍋料理も扱いやすさからIHプレートを使っている人も多いかと思います。しかし停電になったとき電気が必要なものは、ポータブル電源でも持っていない限り基本的に使えなくなってしまいます。その点でカセットコンロはカセットガスさせ備蓄しておけば、停電でもガスが止まってしまっても使うことができるアイテムです。
災害時に屋外で使う可能性も考えると、風に強い「カセットフー タフまる」は心強い備えの1つになってくれるのではないでしょうか。
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・岩谷産業「カセットフー タフまる」