ビズヒッツは2021年12月11〜30日の期間、働きながら転職活動をした経験がある500人(男性263人、女性237人)を対象に「働きながらの転職活動に関する意識調査」をインターネット上で実施しました。この記事では、「働きながら転職活動をするメリット」の調査結果をランキング形式で紹介します。
同率2位「ブランクができない」
働きながら転職活動をするメリットランキング第2位には、「ブランクができない」がランクインしました。今の仕事を辞めてから転職活動をすると、履歴書に空白ができます。職務履歴にブランクがあることが転職活動においてマイナスに働く可能性もあるため、失業期間をつくりたくないと考える人が少なくないようです。回答者からは「退職後すぐに新しい会社で働ける(転職時26歳 女性)」「キャリアに穴が開かない(転職時33歳 女性)」「失業せずにすむ可能性がある(転職時39歳 男性)」といったコメントが集まりました。
このほか、離職期間をつくらないことで年金や保険の手続きがスムーズになることもメリットとして考えられます。
同率2位「精神的なゆとりがある」
同率の2位は、「精神的なゆとりがある」でした。現職での収入を得ながら行う転職活動では、不採用の通知を受け取っても心理的な打撃が小さく、焦って不本意な選択をしないで済むといったこともありそうです。「働きながら転職活動をするメリットは、精神的な余裕だと思います(転職時26歳 男性)」「身の振り方が決まってから辞める方が現実的です。安心感が違います(転職時33歳 女性)」「無職期間を経験せずに次の仕事に従事できるので、精神的に余裕がある(転職時39歳 男性)」などの声が寄せられました。
1位は「収入が途切れない」
ダントツの1位は、500人中370人が回答した「収入が途切れない」でした。「無収入の期間がないから、金銭面ではそんなに困らない(転職時27歳 女性)」「収入が途絶えないので、生活苦に陥らなくてすむ(転職時35歳 女性)」「収入を確保したままで転職先を探せること(転職時43歳 男性)」などの声が寄せられました。転職したい気持ちがあっても、収入面の不安があると安心して転職活動をするのは難しく、家族やパートナーにも心配をかけるかもしれません。金銭的な不安がない中で、じっくり転職活動ができるのが、働きながら転職活動をする1番のメリットだと考えられます。
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※回答者のコメントは原文ママです
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