『サラリーマン川柳』投票開始! 「上司のコメントにハート」「うっせぇわ!」など優秀100句を発表

35周年を迎える『第35回サラリーマン川柳コンクール』の優秀100句が発表されました。2022年1月27日~3月18日の期間で一般投票を実施し、TOP10が決定します。リモートワークあるあるや2021年の流行語を盛り込んだ句など秀逸な100句をご紹介します!

第一生命が2021年9~10月に実施した『第35回サラリーマン川柳コンクール』に寄せられた応募総数6万2657句の中から、優秀100句が選出されました。2022年1月27日~3月18日の期間で一般投票を実施し、優秀100句の中からTOP10が決定! TOP10の発表は、2022年5月下旬の予定です。
 

「上司のコメントにハート」! リモートワークあるある川柳


・『誤って 上司のコメント ハート押す』(テレワクワク)
・『良い意見 したあと言われる 「ミュートです」』(ぴろし)
・『ミュートです ツッコむ自分 マイクオフ』(ニーマン)
・『WEB会議 知った亭主の 低い地位』(石笑)


前回の『第34回サラリーマン川柳』(サラ川)でも目立ったリモートワークにちなんだ川柳が、今回も引き続き多数入選しています。上司のコメントに間違ってハートを押してしまった、相手にミュートだとツッコんだ自分もマイクオフだった、Web会議の様子を見て、夫の地位の低さを知ってしまった……など、リモートワークならではのクスっと笑える川柳が並びます。
 

「ペット×リモートワーク」でハラハラしたり、ほっこりしたり


・『飼い犬が 部長にシャウト Web会議』(うーるちゃん)
・『なかぬなら 膝に猫乗せ ウェブ会議』(リモート人)
・『ネコの手が デリート押して ファイル消え』(にゃん)

『フリーズの 部下の隣で はしゃぐ猫』(大根役者)

リモートワーク中のペットにまつわる出来事を詠んだ句も多く入選しました。WEB会議で飼い犬が部長に吠えてしまったり、猫が「Delete」ボタンを押してしまったり……ハラハラするような場面も。また、膝に飼い猫を乗せたままWeb会議に参加したり、ペットが映り込んで場が盛り上がるなど、ほっこりする場面も。
 

「うっせぇわ!」「ゴン攻め」「二刀流」2021年流行語も


・『にこやかに マスクの下で 「うっせぇわ!」』(ヨッシー)
・『うっせぇわ それは歌なの? 僕になの?』(Aho)
・『ゴン攻めで ビッタビッタの 初駐車』(くまごろう)
・『二刀流 やり抜く妻は MVP』(妻感謝)


2021年に流行した言葉を盛り込んだ作品も多くありました。マスクの下で、はたまた夢の中で「うっせぇわ!」とつぶやいたり、東京五輪の男子スケートボードで話題となった「ゴン攻め」「ビッタビタ」、大谷翔平選手の「二刀流」などの言葉を盛り込んだ句や「SDGs」「Paypay」「ウーバー」など、2021年を反映するような言葉も目立ちました。
 

「打ちました?」「副反応」など、ワクチン接種を詠んだ句も多数


・『あいさつは もう打ちました? 熱は出た?』(39℃超え若ぶりおじさん)
・『打ちました!ワクチン?いいえ 大谷さん』(リモートも下座)
・『お肌より 副反応で 若さ自慢』(おおやん)
・『ワクチンの 副反応よ もうデルナ』(青き民)


久々の夫婦の「お出かけ」が接種会場だった、「打ちました?」があいさつ代わりになった……など、新型コロナウイルスのワクチン接種にまつわる句も多数入選しています。副反応の大きさで若さを自慢したり、妻の反応をもじるなど、大きな話題となったワクチンの「副反応」について詠んだ川柳もありました。

>『第35回第一生命サラリーマン川柳コンクール』優秀100句を見る


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