1月30日放送の『真犯人フラグ』第14話では、失踪していた娘が無事生還。真相編らしくさまざまな謎のピースがつながりました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題の考察とともに今後の見どころをご紹介します。
第14話のおさらい
新居の中に真帆(宮沢りえ)の姿を見た凌介(西島秀俊)でしたが、そこには真帆の写真が貼られていただけでした。室内には大量の家族の写真と血だまりが。凌介と橘(佐野勇斗)は物音がした2階へ向かいますが、犯人は窓から逃げた模様。橘の背後には本木陽香(生駒里奈)がぴったりと隠れているのに、2人は気づきません。
サッカー教室を訪れた河村は、コーチの山田(柿澤勇人)の証言により、バタコ(香里奈)が以前サッカー教室に通っていた少年の母親であるという情報を得ます。その少年・圭樹は交通事故で亡くなっていました。
一方、警察は「かがやきの世界」の家宅捜索に踏み込むも不発。しかし教祖は、破門にした信者のバタコが、篤斗を息子として連れてきたことがあると認めます。バタコの両親は、冷凍遺体の少年が圭樹であることを確認。バタコは5年前に夫の充(前野朋哉)と離婚後しばらく音信不通だったものの、最近になって実家の鮮魚店に立ち寄るようになっていたのです。指名手配されるも、別人のように着飾ったバタコは雑踏に消えていきます。
清明(桑名愛斗)を心配する鼓太郎(坂東龍汰)は、菱田(桜井ユキ)の家を訪ねます。清明の導きにより押し入れを開けようとした瞬間、菱田が帰宅。押し入れの中身は明かされず。菱田は清明に誰も家に入れないように釘を刺し、「もう少しで終わるから」と抱きしめます。
橘の会社・プロキシマに「ひかりんごを返品する」というメッセージと謎の数字が並んだメールが届きました。橘の同僚・誉(南彩加)から連絡を受けた二宮(芳根京子)は、「至上の時」に皆を集めます。謎の数列を見た日野(迫田孝也)が、江戸川乱歩の小説にも使用されているポリビュオスの暗号だと気づき、光莉を捜しに行った廃墟の住所を示していることが判明。現地へ向かうため閉店しようとする日野は、店にいた客に親しげな様子で声をかけます。客は強羅(上島竜兵)でした。
一足先に廃墟へ向かっていた橘は、拘束された光莉を見つけます。しかし背後から本木に襲われ、薬物を注射されてしまいました。力を失いながらも橘は必死に光莉を逃がし、駆け付けた凌介と光莉は再会を果たします。日野が奥の部屋を見に行くと、そこにはもう誰もいませんでした。
病室で目覚めた光莉は篤斗に会いに行きます。泣きながら抱き合う2人でしたが、2人とも真帆の行方を知らないと言います。3人の誘拐犯はそれぞれ別にいるのでしょうか。一方、高級サウナでは死んだ林の婚約者・等々力茉莉奈(林田岬優)と二宮が密会していました。茉莉奈の話を聞く二宮は、冷たい表情で刺すような視線を向けて――。
二宮と日野、橘にも真犯人フラグが立った?
バタコの正体が判明し、強羅が数々の事件の近辺に浮上する人物と明かされた第14話。謎のピースがつながりだしたものの、ラストで豹変した二宮の表情に戦慄(せんりつ)を覚える視聴者が続出しました。
Twitterでは「二宮はやっぱり林と関係があるんだね。林が真帆と関係する前まで付き合ってた元カノ?」「日野さんの強羅“くん”呼びが気になるよねぇ…」「(橘)一星と本木はグルなのでは?」「強羅が車で二宮と相良をひきそうになって、二宮を見て“あの子か”って言ったのは、日野が強羅に二宮の何かを依頼してる?」など、凌介を手助けしてきた仲間を疑い始める声が多く上がっています。
また、1月31日にはオフィシャル考察ガイドブックが発売され、考察のヒントに早速購入したという人も多い様子。
2月6日放送の第15話では、茉莉奈と秘密を共有しているらしい二宮の動きが気になるところ。光莉が語る事件の一部始終から、どんな謎が明かされるのでしょうか。そして、失踪した橘の行方は――? 次はどの真相が明らかになるのか期待です。
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