Amazonは1月20日（米国時間）、初の実店舗型ファッションストア「Amazon Style」を発表しました。公式オンラインショッピングアプリと連携したアイテム選びや試着、購入までの流れなど、Amazonならではの新しい試みが導入されています。
2022年後半にロサンゼルスのショッピングモール「アメリカーナ・アット・ブランド」内にオープン予定です。
専用試着室にはわずか数分で試着アイテムが送られてくる
Amazon Style店内にはさまざまなブランドアイテムが展示されており、これらはすべて公式オンラインストアにも出品されているものです。顧客はアイテムに付いているQRコードをAmazonショピングアプリでスキャンし、サイズや色、レビューといった詳細情報をその場で確認できます。気に入ったアイテムを見つけたら、試着へと進みます。QRコードを読み取った後、ショッピングアプリに表示されたボタンをタップすると試着アイテムと試着室予約がスタート。
選んだアイテムが試着室に用意されると、アプリから通知が届き試着室番号が案内されます。試着室のキーもショッピングアプリで解錠するという仕組みです。
試着室には予約したアイテムだけでなく、顧客がこれまでAmazonで利用してきたデータに基づいてピックアップされたアイテムも用意されています。
備え付けのタッチスクリーンでアイテムの評価や他のアイテムのリクエストも可能な上、再希望したアイテムは数分で試着室へと送られてきます。これら一連の流れは、フルフィルメントセンター（Amazonの配送用倉庫）の技術やプロセスが応用されています。
受け取り方は本人次第、その場でも後からでも決済可能
ショッピングのデータはオンラインストアとAmazon Style両方で共有されており、相互に連携します。
Amazon Styleでの試着履歴はオンラインストアにも反映されるため、その場で、または家に帰ってから決済し自宅配送も可能。Amazon Style内には店員とショッピングカウンターも用意されているので、一般的な店舗のようにそのまま商品を受け取ることもできます。
公式ブログ「Amazon reimagines in-store shopping with Amazon Style」によると、Amazon Styleは数百のブランドアイテムと数千の組み合わせから、トレンドにインスパイアされたアイテムや、ワードローブの定番となる人気スタイルなどを幅広い価格で選べる、としています。
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【関連リンク】
・Amazon reimagines in-store shopping with Amazon Style（Amazon公式ブログ）
