1月12日水曜22時より、日テレ系ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』が放送スタートしました。第1話では高畑充希さん演じる主人公の高梨雛子が、社長の最大級のムチャブリによって子会社の社長に就任。周囲を取り巻く個性豊かな面々に、早速振り回され始めました。
第1話のストーリーをおさらい
主人公の高梨雛子(高畑充希)は、株式会社リレーションズ・ゲートに勤務する30歳のOL。総務部・秘書課で浅海社長(松田翔太)の無理難題をこなす日々を送っていました。社内でのあだ名は「社長の伝書鳩」。帰宅後のゲームとビールさえあればそれでいいと、仕事も恋も諦観モードです。
ある日、そんな彼女に浅海から過去最大級のムチャブリが降ってきます。それは、新しく設立する子会社、株式会社リレーション・フーズ新社長の辞令でした。最初のミッションは、老舗フレンチレストラン「セゾンヌヴェル」を1カ月後にリニューアルオープンさせること。しかし、カジュアルフレンチの店に変えるというコンセプトがシェフたちの耳に入っておらず、さっそく困難が立ちふさがります。
「セゾンヌヴェル」のシェフ・古賀道夫(神保悟志)は、30年も続けてきた正統派フレンチスタイルを変える気はないとの一点張り。雛子は「皆さんにとってもより良いお店になるように一緒に考えていきましょう」と言いますが、その場しのぎでしかないと部下・大牙涼(志尊淳)からも反発されます。浅海に相談すると、自分ならシェフを切るとの回答。
「社長の仕事は決断すること」と浅海に言われていた雛子ですが、これまで浅海の指示に従うだけで忙しない日々を過ごしてきた彼女には、自分の思いや意見が無くなっていました。その方が楽だから。そんなもんだから。仕方ない。変われなんてシェフに言える資格もない。ふと訪れた「セゾンヌヴェル」で大牙に胸の内を吐露します。「俺はそんなやつに負けたのか。そんなやつの下で働く人間の身にもなれ」と返され、雛子は浅海に社長辞任を申し出ます。
デスクを片付けた帰りに「セゾンヌヴェル」に立ち寄ると、古賀シェフは新メニューを考案しようとしていました。先日の雛子の吐露を店裏で聞いており、変わろうとしていたのです。2人は一晩かけて試作を繰り返し、新メニューをまとめました。そして浅海に試食を願い出ます。雛子は、浅海社長の指示ではなく自分の決断として、古賀シェフは切らずに一緒にやっていくことを宣言。社長辞任も撤回しました。
個性豊かな面々に振り回される姿がキュート
女優・高畑充希ならではの魅力がたくさん見られる本作。いつもニヤニヤしているけど、なぜそこでそんなに笑うのか理解しにくい浅海社長や、下克上を狙っている感満々のナマイキな部下・大牙からの鋭いツッコミに対し、独り言で毒づく姿やくるくると変わる表情は、ありえないムチャブリや困難をほどよくコメディーに仕上げています。
Twitterでも「笑顔が抜群に良い。彼女の表情を見るだけで価値があるドラマ」、「今週仕事でめっちゃモヤモヤしてたけど、観たらなんかスッキリしたー!」といった声が上がっています。
1月19日に放送予定の第2話でも、雛子が総務担当の宮内(荒川良々)とともに、への字眉毛で奔走する姿が。開店に向けて動き出す中、次はどんな“ムチャブリ”に振り回されるのでしょうか。現実離れしたストーリーだけに、俳優陣の演技力でどこまで魅せられるかにも期待です。
気になる第2話の予告はこちら!
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