成人式に「行った派」「行かなかった派」、その理由は? ご当地ならではの“衝撃の儀式”も

1月10日(月・祝日)は「成人の日」。All Aboutでは、かつて成人の日を迎えた全国の男女に「成人式」についての独自調査を実施! 成人式に「行った派」「行かなかった派」それぞれの理由とは? また、ご当地ならではのびっくり習慣についても聞きました。

1月10日(月・祝日)は「成人の日」。伝統ある日本の一大イベントともいえる「成人式」について、All About編集部では、かつて成人の日を迎えた全国20~60代の男女102人を対象に独自アンケート調査を実施しました(調査期間:2021年12月29日~2022年1月5日)。

成人式に「行った派」「行かなかった派」それぞれの理由、また各地方自治体が主体となる「成人式」ならではのご当地習慣についても聞きました。
 

成人式に「行った派」の理由は? 「同級生に会いたかったから」

全国の男女102人のうち、成人式に「行った」と回答した人は72人。「一度しかないイベントだから(30代男性)」「人生の重要なイベントの一つだと思ったから(30代男性)」「自分が成人したと自覚するため(30代男性)」との理由のほか、「同級生に会いたかったため(30代男性)」「小さい頃から地元の仲間とは仲が良かったので、みんなにも会いたいと思ったから(20代女性)」など、久々に地元の友達に会いたかったから、という声が目立ちました。

また、「成人式の着物を着れることが楽しみだった(40代女性)」「せっかく振袖を着せてもらったから(30代女性)」「一人娘なこともあり親に見せるため(30代女性)」など、成人式といえば欠かせない「振袖」を着たかったから、という人も多かったようです。
 

「気づいたら終わっていた」? 成人式に「行っていない派」の理由

一方、成人式に「行かなかった派」の理由としては、「大学の課題で忙しかったから(20代男性)」「大学の学年末の試験やレポート提出期限の時期と重なっていたから(30代女性)」など、ちょうど忙しい時期にあたり、予定が合わせられなかった人も。

また、「同級生と会いたくなかったから(30代女性)」「嫌な思いをするだけだから(20代女性)」「行って得することなど何もないため(30代女性)」などのほか、「案内が来た覚えがない(40代男性)」「他に用事があったから(40代男性)」「気づいたら終わっていた(40代男性)」など、ドライな声もありました。
 

ご当地ならではの成人式! 市役所のロビーで……?

各地方自治体が主体となって開催する「成人式」なだけに、ご当地色が濃い、ちょっと変わった成人式もあるようです。

「近くの公園で集まって写真を撮る(大阪府/20代女性)」「ホールとかない街なので、成人式は市役所のロビーで行っていました(埼玉県/40代男性)」「会場の規模と出席数が合わないからか、イスが準備されておらず、適当に入って立ったまま(兵庫県/40代女性)」など、会場もさまざま。

「記念樹がもらえる(静岡県/30代女性)」「小学校ごとにタイムカプセルを開く(長野県/20代女性)」などの思い出づくり重視型や、「出身中学校ごとに席が決まっている。集合写真も中学校ごと(石川県/50代女性)」「中学ごとに集まり、当時の恩師を必ず招くことになっています(福島県/20代女性)」「中学校の担任からのビデオメッセージくらいで終わるかと(長野県/30代女性)」など、中学校結束力重視型の地方も多いようです。
 

「川魚に酒を飲ませて放流する」……びっくりご当地習慣も

また、「ご当地キャラが登場(愛媛県/20代女性)」「式典にはお笑い芸人の『なべやかん』さんが来て舞台でお話しされてた記憶があります(東京都/40代女性)」「今でも大変有名な芸能人コンビが飛び入り参加したと聞いています(兵庫県/50代男性)」など、びっくりゲスト参加のある成人式もあるようです。

さらに、「以前は川魚に酒を飲ませて放流する行事があった(富山県/30代女性)」「地元の施設(入浴施設)を回りました(長野県/60代女性)」「成人式を迎えた方に対して大きな盃で日本酒を飲ませる習慣があります(新潟県/30代女性)」という、なかなか変わった習慣もありました。


※回答者のコメントは原文ママです


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