こうした状況において、仕事のストレス要因はどのように変化しているのでしょうか。キャリアアップ支援やメディア運営を行うメルセンヌが、在職中の男女832人を対象に、「働く上でストレスとなる要因」に関する調査を実施しました。
仕事で感じるストレス要因の1位は「職場の人間関係」
仕事におけるどのようなことでストレスを感じるのかを質問したところ、「職場の人間関係」と答えた人が35.9%でした。続いて「ノルマや求められる成果」が14.5%、「労働時間が長い、残業が多い」が14.4%という結果に。
リモートワークなどによって直接相手と接する機会が減った状況でも、苦手な人や嫌いな人に対してストレスを抱える傾向には変化がないようです。また、給与や仕事のやりがいよりもノルマや労働時間の長さに対してストレスを感じていることから、自宅での作業が増えたなどの理由でストレスを感じているのかもしれません。
女性は職場の人間関係をより重視する傾向
ストレスに感じることについて、男性と女性それぞれの結果から差異を見てみると、どちらも「職場の人間関係」が圧倒的に多いことが分かりました。男性は「ノルマや求められる成果」「労働時間が長い、残業が多い」が女性に比べて高い割合になっている一方で、女性は「職場の人間関係」が男性より高い割合を占め、職場の対人関係を重要視していることがうかがえます。
職場の人間関係は、以前から大きなストレス要因として挙げられていた項目。コロナ禍によって働き方が大きく変化した現在においてもストレスを感じる内容の傾向はあまり変わらないようです。
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