博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂DYスポーツマーケティング、データスタジアムの3社は、共同でアスリートの総合的なイメージを測定する「アスリートイメージ評価調査」2021年8月調査を行い、その回答結果を発表しました。今回はその中でも「純粋なアスリート」ランキングを紹介します。
第3位:平野美宇(卓球)
3位は、卓球の平野美宇選手。東京五輪では、見事銀メダルを獲得した平野選手。3歳から卓球を始め、2017年の世界選手権ではシングルスで日本勢48年ぶりのメダルを獲得。関西テレビ『グータンヌーボ2』に出演の際、「恋愛っていう恋愛はしたことない」と発言したことが話題に。
やはりここまでの実力選手となるには、卓球一筋、練習ざんまいの日々だったのでしょう。特に卓球選手は幼い年齢から練習を始めることが多い印象ですので、いろいろな点で、一般の人よりもピュアな部分が多そうですね。
第2位:四十住さくら(スケートボード)
2位は、スケートボードの四十住さくら選手。東京五輪では金メダルを獲得、一気にスター選手として名を馳せました。多彩な技や、スピード感のあるダイナミックな滑りに目を奪われた人も多いのでは。その四十住選手、新型コロナウイルスの影響で一時練習ができなくなったことがありました。
もともと神戸市の練習場まで車で往復3時間かけて通っていたのですが、一時閉鎖されてしまったのです。このとき、“地元の星”を助けるため、周囲の人々が協力し、自宅近くの酒造メーカーが所有する倉庫を、練習場として使用することができることになりました。
そのため四十住選手は五輪開催前、「金メダルを取って、みんなに恩返しできるように頑張りたい」と述べています。その思いを見事実現した四十住選手。恩返しを、という純粋な思いが金メダルへとつながったのかもしれないですね。
第1位:西矢椛(スケートボード)
1位は、スケートボードの西矢椛選手でした。西矢選手は、東京五輪スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得、日本人史上最年少の五輪金メダリストとなりました。もともとはスノーボードオフシーズンに、練習の一環としてスケートボードを始めたという西矢選手。
五輪という大きな舞台にもかかわらず、笑顔が印象的だった西矢選手からは、純粋に競技を楽しんでいる雰囲気を感じ、思わず見ている人たちも楽しい気分になったのではないでしょうか。当時13歳のため、無観客でも母親が側にいられたとのこと。
西矢選手は家族が身近にいたことが支えになり、1位になれたとも語っています。「金メダルのご褒美は?」という質問にも、元気に「焼肉です!」と答え、13歳という年齢ならではの純粋さと、家族への感謝の気持ちを忘れない素直さを感じずにはいられません。
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