米Appleは日本時間の9月15日、約1年ぶりとなる新型iPhoneを発表。ラインナップは「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」の4種類です。
基本デザインや画面サイズなどは前モデルの「iPhone 12」シリーズと同じですが、CPUやカメラ性能は着実なアップデートが施されている模様。本記事では新型iPhoneシリーズの注目ポイントや気になる価格などをまとめてお届けします。
新色「ピンク」が加わりカメラ機能も向上した「iPhone 13」と「iPhone 13 mini」
前モデル(iPhone 12とiPhone 12 mini)は手頃な価格ながら5G対応もあり、世界中で人気の機種でした。今回発表された新型iPhone 13とiPhone 13 miniもデザインや画面サイズはほとんど変更がなかったもの、前面カメラなどが配置されている「ノッチ」部分が前機種と比較して約20%縮小。視認性がアップしています。
画面サイズはiPhone 13が6.1インチ、iPhone 13 miniが5.4インチ。カラーラインナップには以前のモデルにあった「ローズゴールド」を彷彿とさせる「ピンク」が新たに追加。柔らかな印象に仕上がっています。バッテリーはiPhone 12と比べ最大2.5時間向上しました。
カメラ性能もしっかりとパワーアップしています。12メガピクセルの広角レンズはこれまでより47%多くの光を取り込めるようになり(f/1.6絞り値)、暗い場所でのノイズ低減やナイトモード時の撮影時間を短縮。超広角レンズはf/2.4絞り値、120°視野角です。また今回目玉として発表された新機能が「シネマティックモード」。動画撮影時に、映画で見るような奥行きのあるピント切り替えが自動的に行われます。
日本のApple Store(店頭/Web)における価格(税込)とストレージ容量は以下の通り。
「iPhone 13 mini」
・128GB:8万6800円
・256GB:9万8800円
・512GB:12万2800円
「iPhone 13」
・128GB:9万8800円
・256GB:11万800円
・512GB:13万4800円
Apple公式オンラインストアによると、予約日開始は9月17日の21時から。発売日は9月24日です。
最大50%速くなり新色「シエラブルー」が追加された「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」
ハイエンド機として見た目も中身も高機能なProシリーズも刷新。今回の「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」から新カラー「シエラブルー」が加わり、より高級感のあるラインナップとなりました。
画面サイズは13 Proが5.4インチ、13 Pro Maxが6.7インチ、バッテリーはiPhone 12 Pro Maxと比べ最大2.5時間向上。最新のA15 Bionicプロセッサが搭載され、競合機種と比較すると最大50%の処理速度向上が期待できます。
Proシリーズのカメラは広角・超広角・望遠の3つを備えており、対象物に最短2センチまで寄れる超広角マクロ(f/1.8絞り値、120°視野角)や77ミリ×3倍の光学ズームなど、多彩な表現が可能です。13や13 miniと同様に「シネマティックモード」も備えています。
日本のApple Store(店頭/Web)における価格(税込)とストレージ容量は以下の通り。
「iPhone 13 Pro」
・128GB:12万2800円
・256GB:13万4800円
・512GB:15万8800円
・1TB:18万2800円
「iPhone 13 Pro Max」
・128GB:13万4800円
・256GB:14万6800円
・512GB:17万800円
・1TB:19万4800円
Apple公式オンラインストアによると、予約開始は9月17日の21時から。発売日は9月24日です。
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