世界の空港格付調査を行っているスカイトラックスは8月5日、「ワールドエアポートアワード2021」を発表。コロナ禍の2020年8月〜2021年7月に実施した本調査では、世界の100を超える国々の利用客が参加し、500以上の空港がエントリーしました。
本記事では、空港内全体に提供されるすべてのスタッフのサービス(接客、親しみやすさ、効率性を含む)を評価した「ベスト・エアポート・スタッフ・サービス賞」の総合部門ランキングをご紹介。新型コロナが猛威を奮うなか、訪れた人々から質が高いと評された空港をみてみましょう。
第3位:仁川国際空港(Seoul Incheon)
3位は「仁川国際空港(インチョン)」でした。韓国仁川広域市にある国際空港で、2001年3月に開港。ソウル特別市の西48kmに位置し、同エリアへの国際線空港として機能しています。国際空港評議会(ACI)が主催している世界空港サービス評価(ASQ)において、世界最高のサービス品質を提供する空港として12年連続で選定されています。
第2位:羽田空港(Tokyo Haneda)
2位は日本の「羽田空港」でした。東京国際空港の通称として親しまれている羽田空港は、年間約8500万人の航空旅客数を誇っています。国内最大の規模をもち、敷地面積は約1520ヘクタール以上。羽田空港がある東京都大田区全体の4分の1の面積を占めるほどの大きさです。過去にスカイトラックスが実施した「Global Airport Ranking 2014」では、日本で初めて世界最高水準の5つ星評価を獲得した実績もあります。
第1位:チャンギ国際空港(Singapore Changi)
「世界で最もスタッフの質が高い空港」はシンガポールのチャンギ国際空港でした。1981年の開港からこれまで400以上の賞を受賞してきたアジアを代表する空港で、スカイトラックスが主催する「World’s Top 100 Airports(世界最高の空港)」ランキングでも2013年から8年連続で1位を獲得。人口570万人前後という都市国家シンガポールにおいて、約3万人もの雇用を生み出しているチャンギ空港は、同国にとってたいへん重要な施設ともなっています。
>10位までの全ランキング結果を見る
出典:World’s Best Airport Staff 2021(SKYTRAX World Airport Awards)
【おすすめ記事】
・「アジアで最も清潔な空港」ランキング! 2位「チャンギ国際空港」、1位は6年連続の…?
・「世界で最も清潔な空港」ランキング! 3位「成田国際空港」、2位「チャンギ国際空港」、1位は?
・「アジア大学ランキング2021」発表! 2位「北京大学」、1位や日本の大学の順位は?
・「世界大学ランキング2022」発表! 1位は「オックスフォード大学」、日本の東京大学は過去最高の…