3~12歳の子どもの保護者1854人に対し、2021年6月11~13日の期間で、インターネットにてアンケートを行いました(※子どもの学齢は幼児:618人、小学生:1236人、男女比は5:5)。
「動画制作」を習いたい子が急増中
まずは子どもたちの意見をリサーチ。最もしてみたい習い事を聞いたところ、1位となったのは「動画制作」(8.3%)でした。そして3位には「プログラミング」(7.4%)がランクイン。デジタルネイティブ世代である現代の子どもたちの生活環境や時代背景が反映されたランキングとなりました。また小学生がなりたい職業のトップ5に入る「YouTuber」や「ゲームクリエイター・プログラマー」に関連付いた習い事ともいえますね。
2位にランクインした「ダンス」(7.6%)は、ここ数年で人気が上昇傾向にある習い事のひとつ。基礎体力をつけられるだけでなく、人前で発表をする機会があるため、度胸がつくというメリットもあります。「サッカー・フットサル」「ピアノ・エレクトーン」といった定番の習い事もランキングにはいりました。
「保護者がさせたい習い事」ランキング
次に保護者が子どもにさせてみたい習い事について調べたところ、「水泳」(11.0%)が1位に。僅差で「英会話などの語学」(10.4%)が続きました。3位には、小学生がしてみたい習い事のランキングにも入っていた「プログラミング」(6.3%)がランクインし、親子共にプログラミングに関心を寄せていることがわかりました。
今のほうが「習い事の種類」が分散! 「習字」「そろばん」は減少傾向に
現在の小学生がしている習い事と保護者世代が幼少期にしていた習い事をランキングで比較したところ、共にランクインしたのは「水泳」と「ピアノ・エレクトーン」でした。ですがどちらも、保護者世代と比べて現在の小学生は習っている割合が少なくなっています。それだけ習い事の選択肢が増え、人気が分散されているといえます。
また保護者世代のトップ5に入っていた「習字」や「そろばん」は、パソコンやスマートフォンの普及により減少傾向に。流行や時代の移り変わりは、子どもの習い事に深く結びついていることがわかりますね。
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