条件編1位は「毎月の家賃を下げたい」
まずはじめに、不動産会社のスタッフに2021年上半期に問合せが多かった条件を聞いたところ、1位は「毎月の家賃を下げたい」という内容でした。
不動産会社のコメントでは、「コロナにより収入が減ったため、現在の住まいより家賃の低い物件を探しているお客さまがいた」という声が複数あがりました。家賃以外にも「契約時の初期費用を少しでも抑えたいお客さまが多かった」など、初期費用に関する要望も多かったようです。
次いで「転勤のため引っ越したい」が2位、「今より部屋数を増やしたい」が3位にランクイン。
不動産会社からは「部屋を増やしたいなど、コロナ禍でテレワークの環境を整えたい人が増えているように感じた」「現状と同じ家賃で、広めのお部屋への住替えや、郊外への引越し、在宅勤務のために防音に優れたRC(鉄筋コンクリート)やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)への住替えをご希望されるお客さまが目立った」という声や、「在宅時間が長くなったため、家賃を増額してでも気にいったお部屋に住みたいというお客さまが増えた」という声もあるなど、住まいに求める役割が多様化していることが特徴的です。
設備編1位は、全体の約4割を占めた「インターネット接続料無料」
続いて、設備面についても調査を実施。「2021年1月以降、賃貸居住用物件を探しているお客さまから、問合せが多かった・人気のあった設備等を教えてください。(複数回答)」という質問に対し、「インターネット接続料無料」が43.2%を占め1位となりました。
個人で契約をしなくてもインターネット回線を無料で利用できるため、コロナ禍でオンライン授業やテレワークを実施する人にとってはとても便利な設備です。不動産会社からも、「テレワーク推奨の業種のお客さまが多く、インターネット接続料無料もしくは光回線が利用できるかどうかを確認するお客さまがほとんどだった」という声がありました。
また、2位は「オートロック」、3位は「モニタ付きインターホン」と、セキュリティーに関する設備がランクイン。在宅時間が長くなった影響で、防犯面を気にしながら住まいを探す人が増えたようです。
コロナ禍の影響で、いまだ家で過ごす時間が多い昨今。賃貸物件にお住まいの方は、ぜひ一度、条件や設備などを見直してみてはいかがでしょうか。
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