メイクは女性のマナー? 「男性のメイク」どう思う? 男女の外見について「日本のジェンダー観」を1000人に調査!
宮城大学 事業構想学群の学生の立案により、男女1000人を対象に「日本社会のジェンダー」に関する調査を実施。昨今、注目を集めている男性のメイクなど、男女の外見に関する意識について、性別、年代別の違いを比較しました。
ネオマーケティングは8月16日、「日本社会のジェンダー」に関する調査結果を発表。調査は、宮城大学 事業構想学群の「経営情報管理」(担当:大嶋淳俊先生)を受講した学生の立案により、全国の15~69歳の男女1000人を対象にインターネットにより共同実施しました(調査期間:2021年6月15~16日)。昨今、注目を集めている男性のメイクなど、男女の外見に関する意識について、性別、年代別の違いを比較しました。
女性はマナーとしてメイクをするべき? 全年代で否定的
「女性はマナーとしてメイクをするべき」という考えについては、男女ともに全ての年代において、「そう思わない」と回答した人の割合が「そう思う」と回答した人を上回り、特にその傾向が強い年代は、女性では10~20代、60代。男性では40代、60代でした。
「男性のメイク」について、10~20代女性の約7割が肯定的
昨今、特に若い世代を中心に、男性メイクも注目を集めています。「男女関係なく、したい人がメイクをすればいい」という考えについては、特に女性の肯定的な回答が目立ち、10~20代女性では7割を占めました。
「男女関係なく好きな格好をするべき」という考えについても、全年代において、男性より女性の方が肯定的。特に、10~20代女性では、やはり7割を占めました。
全体の約6割が「人の外見について他人が言及するべきでない」と回答
男女の外見に関する意識については、「男女関係なく、したい人がメイクをすればいい」「男女関係なく好きな格好をすればいい」「人の外見について他人が言及するべきでない」といった、「男女」という考え方に縛られず、個人が望むようにすればいいという考えが全体的に支持を集めているように見えます。
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