夏休み中のお昼ごはんに大活躍する市販のインスタントラーメン。保存が効き、お腹がすいたらすぐに作れて便利ですが、「手抜きかな?」「添加物は?」「栄養バランスは?」と気になることも。
そこでオールアバウトは8歳以下の子どもを持つ全国の男女246名にアンケートを実施。今回は「子どもにインスタントラーメンを食べさせることに罪悪感を感じますか?」のアンケート結果を発表します。
※アンケートは全国各地246名を対象に実施
※男女比:男性 79名/女性 167名
※年齢比:10代 1名/20代 34名/30代 135名/40代 62名/50代 4名/60代 1名/不明 9名
63%が「罪悪感を感じない」
それでは、結果を発表します。
>>「インスタントラーメンデビューは何歳から?」結果はこちら
グラフから分かるように「罪悪感を感じない」が63%(154票)で「罪悪感を感じる」37%(92票)を大きく上回りました。
「罪悪感を感じない」派の意見
インスタントでも、お野菜やタンパク質を足したりアレンジすれば栄養にも問題はない。
きちんと安心に作られているのを知っているから気にした事ありません。
幼い頃より自分も食べて育って来て、特に健康に問題を抱えていないから。
上記のほかに「毎日でなければ問題ない」「親の情緒の安定に手抜きはかかせない」「栄養満点の食べない食事より、多少栄養が偏っていても食べてくれる方がうれしい」といった意見も多く寄せられました。
「罪悪感を感じない」パパ・ママの多くが栄養バランスを補うために野菜や卵を加えたり、塩分の摂りすぎを抑えるためにスープを薄めるなど工夫をしていることも分かりました。
「罪悪感を感じる」派の意見
インスタントは手抜きのようなイメージがあり、とても罪悪感があった。また、塩分や栄養の面からも子供の体にはよくないと思ったからです。
偏食がすごい為、食べてくれる物なら何でも食べてほしいと思っているので出しています。本当は味の濃さや添加物など気になる為、罪悪感は拭えません。
母親たるもの、手作りの食事を与えなければならないとう前提があります。
「罪悪感を感じる」派は、添加物や塩分量を気にしつつも子どもに食べさせることへの罪悪感だけでなく、その手軽さゆえの「手抜き感」にも罪悪感を感じているようです。
日本即席食品工業協会によると、「JASマークのついたインスタントラーメンに使用できる食品添加物は、食品衛生法によって安全性の確認されているものの中から登録認定機関が認めているものに限定されています」とされています。
「料理は手作りであるべき」「手料理=愛情」といった価値観は時代に合わせてアップデートされるべき問題かもしれません。