リクルート進学総研は、2022年3月卒業予定の高校3年生1万2271人を対象に、大学に対する志願度や知名度、イメージに関する調査を実施。「進学ブランド力調査2021」として公開しました。
本記事では、関西エリア(大阪府・京都府・奈良県・和歌山県・兵庫県・滋賀県)の高校生が「知っている大学(知名度)」ランキングを紹介します。調査期間は、2021年4月2~30日。
第1位:近畿大学(91.5%)
関西エリアの高校生にもっとも知名度が高かったのは「近畿大学」でした。14学部48学科に約3万3000人が在籍している西日本最大級の総合大学で、設立は1943年。教育メディア「大学通信オンライン」によると、一般入試志願者は8年連続で日本1位となっています。
イギリスの教育専門誌が主催する「THE世界大学ランキング2021」では西日本1位、私立大1位、総合大1位にランクインするなど、国内外問わず高い評価を獲得している大学です。
第2位:関西大学(88.6%)
2位は「関西大学」でした。1886年に関西法律学校として開校してから130年間、教育研究の進化・発展に取り組んできた同校は、2021年現在13学部、約3万人の学生が在籍。「学理と実際との調和」を学是に、理論(授業)で学んだことをフィールドワークなどで体験し、実社会で活きる知識や技術に高めていく教育を得意としています。
また、国際化戦略「TRIPLE I (トリプルアイ)構想」を掲げ、次世代を担うグローバル人材の育成にも力を入れている大学です。
第3位:同志社大学(88.4%)
3位は「同志社大学」でした。京都府京都市に本部を置く同志社大は1875年に新島襄(じょう)と宣教師デイビスらが創立した「同志社英学校」が起源とされており、現在は14学部に約3万人の学生が在籍。「キリスト教主義」を教育理念の1つに掲げ、共通科目「同志社科目群」で、同校の成り立ちやキリスト教思想の根本や歴史などを学び、倫理観と人間性を併せ持った人材の育成を目指しています。
ランキングをみると、TOP3がすべて関西エリアの大学でした。知名度90%以上は近畿大学のみですが、いずれも僅差の結果です。近大は2年連続での1位、TOP3はすべて2020年と同じ大学でした。
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出典:進学ブランド力調査(リクルート進学総研)
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