外出自粛、在宅ワーク、オンライン飲み会……と、新しい生活がスタートして1年半。巣ごもりの反動か、お酒を飲んで騒いでストレスを発散することできない辛さからか、自粛により「押さえつけられている」ような感情を抱くためなのか、これまで気にもとめなかった細かいことが「ヤケに気になる! イラつく!」ようになってきた人もいらっしゃるようです。

今回は「メールの語尾」にイライラするというおふたりに話を伺いました。
 
 

ビジネスメールで(苦笑)って、なんだ!?

東京都在住の織江さん(仮名・28歳)が気になって気になって仕方がないこと。それは、会社の同僚から送られてくるメールの語尾でした。同僚は以前から語尾に(苦笑)を付けて送ってくることがあったのですが、このコロナ禍でメールのやりとりが増え、比例して(苦笑)を見る頻度が増えたせいか「同僚に対するイライラが止まらなくなった」といいます。

「なんていうか、同僚は(苦笑)の使い方が微妙なんですよ。そこ、笑う場所じゃないよね?しかも苦笑って何?と思えるような文末に、意味不明に(苦笑)って付けてくるんです。最もイラついたのは、出勤中の同僚に対して『営業先のクライアントに電話をしておいてください』とメールで頼んだときのこと。『了解しました(苦笑)。』という返事が来て、なんなのこれ!?(苦笑)ってことは、本当は電話するのが嫌なの!?と、イライラが爆発してしまったんです」

「苦笑ってどういうことですか? 苦笑いが出るということは、嫌だということですね? クライアントには私から電話しておきますのでもう結構です」――織江さんがそう返信すると、焦った同僚は必死になってごまかすようなメールを送ってきました。しかしそこにも「軽い冗談のつもりでした(苦笑)。」と書かれていて、さらにイラついてしまったという織江さん。

「友人同士のメールならいざしらず、仕事なんですから、わざわざ負の感情を表現しなくてもいいのではないでしょうか。ビジネスシーンで(苦笑)を使っている方は、マナー的におかしいことに気付いてほしいです」
 

やたら「ニャン」を付ける彼氏にイライラMAX!

「甘えん坊の彼のことが可愛くて、付き合い始めたはずなんですが……」

そんな前置きからお話を聞かせてくださったのは、東京都在住のはるかさん(仮名・33歳)。4歳年下の彼から熱烈なアプローチを受け、付き合いはじめて約3年。いつでもどこでもゴロニャンという効果音が聞こえそうな勢いで甘えてくる彼のことを、「可愛い! 守ってあげたい!」そう思っていました。

「コロナ禍に入るまではだいたい週1ペースでデートをしていました。私は医療関係の仕事に就いているので、ここ1年は感染を恐れ、月1程度にデートを控えていたんです。それが寂しかったのか、彼がメールの語尾にいちいち『ニャン』って付けるようになってきて……なんていうか、それが本当に気持ち悪くて」

甘え上手な彼に対し、可愛さから「〇〇クンって子猫ちゃんみたいだね」と言ってしまったことがあり、そのせいで「ニャン」を付けてくるようになったのでは?とはるかさんは推測しています。

「こういうメールを受け取って、純粋に可愛いって思える人もきっといらっしゃるのでしょうね。でも、来年30歳になる男がスマホでちまちま『ごはん行きたいニャン』って打ち込んでいるかと思うと、想像しただけでウザいというかキツいというか……。普通に『ごはん行きたいね』って打ってくれたほうが、1000万倍マシですよ」

「ニャン」の頻度が増えるたびにモヤッとした感情が心に降り積もっていくようで、先日、ついに「いい加減『ニャン』って付けるのやめてよ」と言ってしまったはるかさん。しかし彼からは何を勘違いしたのか「じゃぁ、今度は『ピョン』って付けるね!」というメールが送られてきて、部屋の中で脱力したといいます。

「いや、可愛いとは思うんです。『ニャン』も『ピョン』も、10代の男の子であればOKな可愛さですよね。疲れてきたのでお別れしようかとも思うんですが、メール以外では普通なのと、お恥ずかしい話、そろそろ結婚しないと年齢的にヤバイという思いもあって、別れを踏み切れずにいます」

「…」や「~」「、、、」「。。。」「的な?」「みたいな?」といった語尾が気になる、イラつくといった意見もあり、メールとはいえ、文末の重要性に気付かされた今回の取材でした。

「アイツ、ウザイ!」などと思われて敬遠されないよう、大人はビシッと「簡潔に」&「句読点」でメールをシメたほうが良いようです。