大東建託は居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2021<大阪府版>」を発表しました。
大阪府に住む成人男女1万4480名に大阪府内の自治体を対象として調査を行った結果、「住みたい街(自治体)ランキング」1位には、「大阪市北区」が2年連続で選ばれました。2位は「吹田市」。3位は「大阪市天王寺区」。今年は2位と3位が入れ替わりましたが、トップ5までの顔ぶれは昨年と同じになりました。
1位は2年連続! 交通や生活の利便性に恵まれた商業とビジネスの街「大阪市北区」
「大阪市北区」は、通称「キタ」と呼ばれ、難波付近のミナミと並ぶ大阪の二大繁華街の一角を区内に持っています。区の中心部である梅田地区は、西日本一のターミナルで高層ビルが建ち並ぶビジネス街です。大阪の主要駅だけでなく、神戸や京都方面にもアクセスしやすく通勤・通学にも便利。また、百貨店や飲食店、複合商業施設や西日本最大級の地下街が広がり、昼夜問わず多くの人が集まる商業の街でもあり、生活に不便を感じません。
一方で、少し足を延ばせば、長屋や町家が密集する昔ながらの下町の風景があり、日本一の長さを誇る天神橋筋商店街が賑わいます。自然を楽しむ散策スポットもあり、区の三方を囲む川沿いには、遊歩道や公園が広がります。さらに同区では、役所の地域課が考案した『あんまち隊』という安全対策に取り組んでおり、小学校の下校時間帯に合わせた巡視・巡回など、さまざまな啓発活動を行っています。人が賑わう地域だからこそ、防犯対策に取り組んでいる点もこの自治体の魅力の一つといえそうです。
2位は昨年3位からランクアップ! 便利で穏やかな環境が人気の「吹田市」
大阪のベッドタウンとして発展した「吹田市」は、府北部の北摂地域、大阪の都心部から10km圏内に位置しています。交通アクセスに恵まれており、地下鉄御堂筋線、北大阪急行、JR、阪急、大阪モノレールの旅客駅が15駅あるほか、高速道路・中国自動車道の中国吹田ICもあります。また、大阪市に隣接する立地でありながら公園や緑が多く、便利で暮らしやすい穏やかな住環境であることが、住民の満足度につながっているようです。JR岸辺駅周辺には、健都(北大阪健康医療都市)としての街の開発が進み、国立循環器病研究センターや市民病院等が集まる地域として健康・医療のまちづくりが進められています。マンションや戸建ての建設も多く活気がある自治体といえそうです。3位は商業施設や教育機関が多く、再開発が進む「大阪市天王寺区」
「大阪市天王寺区」は、市内のほぼ中心に位置しています。区内には日本最古の官寺、四天王寺をはじめとした約200の社寺があります。『天王寺・阿倍野(あべの)』として商業施設が集積しており、徒歩圏内に百貨店やショッピングモール、さらに銀行や区役所があります。梅田や淀屋橋などのオフィス街までも近距離であり、便利で暮らしやすい地域といえそうです。また、同区は中高一貫校が多い文教地区であること、近年の再開発によるタワーマンション供給などにより、教育熱心な子育て世帯を中心に人口が増加しています。
「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021<大阪府版>」では3年連続1位を獲得、同調査で「交通利便性」、「イメージ」が県下No.1の評価を得ており、今後も注目の自治体です。
>ランキングTOP5の結果はこちら
【おすすめ記事】
・大阪府の住みここちランキング! 3位「大阪市北区」、2位「箕面市」、1位は今年も…
・関西在住4600人が選ぶ「住みたい沿線」ランキング! 3位「地下鉄御堂筋線」、2位「JR東海道本線」、1位は?
・「“オオサカ人”は大阪市にしかいない」って本当? 大阪府内の地域差を関西人ライターが徹底解説!
・関西圏で「穴場だと思う街(駅)」ランキング! 3位「西宮北口」、2位「草津」、1位は3年連続の…?
【関連リンク】
・「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2021<大阪府版>」