食事にもおやつにもなる調理パン
サンドイッチやコロッケパン、ハンバーガーなど、焼き上げたパンにおかずや野菜、果物などをはさんだ調理パンは、忙しい日の軽食やおやつにぴったり。
神戸市をはじめ、パン好きは西日本に多いといわれますが、日本一調理パンを買っているある意外な街をご存じですか?
今回は、総務省「家計調査」から、2020年の1人当たりの「調理パン」の支出金額が多い街ランキングを発表します。
調理パンの支出金額ランキング1位は「長野市」
こちらに示したのは1世帯当たりの支出金額を、その街の平均世帯人数で除算し、1人当たりの支出金額を試算したものです。
TOP5は以下の通りです。
1位:長野市 2895.1円
2位:東京都区部 2832.7円
3位:水戸市 2648.2円
4位:佐賀市 2411.2円
5位:さいたま市 2408.1円
2020年の年間支出金額ランキング1位は長野市で、一人当たり2895.1円でした。あまりパン好きの街のイメージがありませんが、実は2018年から3年連続1位で例年上位にランクインしています。
しかしながら、食パンの一人当たりの年間支出金額を同様に試算すると、堺市や奈良市、神戸市などが上位に並び、長野市はまさかのワースト2位。
長野市はパンの中でも調理パンが特別に好きな街といえそうです。
ご当地パン「牛乳パン」が1位の理由?
その理由の一つとして考えられるのが、長野市民なら誰もが知るソウルフード「牛乳パン」です。
ふかふかのパン生地にたっぷりのミルククリームをサンドしたおやつパンで、地元のパン屋さんはもちろんスーパーやコンビニでも買えるのが当たり前。
レトロなパッケージのかわいさも相まってメディアで取り上げられ、今や全国でも話題になっています。