『果実園』の最高に贅沢なズコット3種!
今回は、見た目も味わいも最高に贅沢な「ズコット」を用意。季節ごとの美味しいフルーツと、そのフルーツをたっぷりと堪能できるケーキやパフェでおなじみの『果実園 東京店』のズコットです。右は「いちごレアチーズズコット」(税込1420円)、中央は「3ベリーズコット」(税込1520円)、左は「いちごズコット」(税込1420円)。
まずは、ひと目で心を奪われるこの見た目! 色鮮やかでボリュームもあり、1つでも見とれてしまいますが、3種類も並ぶと圧巻です!
マリトッツォと同じイタリア生まれ! 「ズコット」とは?
イタリア・ミラノ発祥の「マリトッツォ」に対して、イタリア・トスカーナ地方発祥の「ズコット」は、ルネサンス期に生まれた600年以上もの歴史を持つ伝統的なスイーツ。ホールだとドーム型の特徴的な形は、カトリックの神父が被っている「ズッケット」と呼ばれる帽子をイメージして作られたとも。
また、15~16世紀の兵士のドーム型の金属製兜「ズッコット」が由来ともいわれています。どちらにしても、伝統あるスイーツであることがうかがえます。
そもそも、スポンジケーキの中に、セミフレッドやナッツなどを混ぜ込んだリコッタクリームを詰めているものが伝統的な「ズコット」だそう。現代のズコットは、スポンジの中にクリームやアイス、ムースを詰めて冷やしたものが多く、アレンジが多様な点もポイントです。
フルーツサンドを超える「萌え断」はズコット最大の魅力!
高さ12センチほどもあるボリュームで、絶対一人では食べられないだろうと思うのですが……、断面を見てお気付きのように、薄めのスポンジ生地は表面と底面のみ。中はほぼフルーツがぎっしりと占めていて、隙間を生クリームが埋めている感じです。
◆「いちごズコット」(税込1420円)
まず、さすが『果実園』のフルーツなだけあって、いちごが甘くてジューシー。とても美味しい! クリームはフルーツの美味しさを引き立てるよう作られているのか、甘さ控えめであっさり。スポンジ生地も同様に甘さ控えめで口どけがよく、フルーツの存在感を最大限に引き立てます。見た目のボリュームとは裏腹に、ほぼフルーツを食べているよう……。メインに感じるのはフルーツのみずみずしさで、ずっしりとした重さや罪悪感を感じません。
◆「3ベリーズコット」(税込1520円)
「3ベリーズコット」は、いちご、ブルーベリー、ラズベリーの3種類のベリーの甘酸っぱさが感じられる贅沢なズコット。
◆「いちごレアチーズズコット」(税込1420円)
淡いピンクが可愛い「いちごレアチーズズコット」は、いちごのみずみずしさに、控えめなレアチーズの風味を感じる優しい味わいです。
「萌え断」だけでなく、全方位映える見た目。それだけでなく、季節のフルーツの美味しさをたっぷりと堪能できる罪悪感なしの完璧なスイーツ。「ズコット」こそ「マリトッツォ」に続くスイーツなのかもしれません! 色々な表情の「ズコット」が街中で見られる日が来ることを願いつつ……季節のフルーツを堪能できる、『果実園』の次のズコットが楽しみです。
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