コンビニ「カレーパン」3種食べ比べ！ セブン、ファミマ、ローソンのこだわりカレーパンの特徴って？

こんがり揚がったパンの中に濃厚なカレーがたっぷり……定番だけど特別なカレーパン。日本発祥のこの素晴らしいパンは、世界に誇れる日本食といえるのではないでしょうか？ パンやカレーの有名店からも数々のカレーパンが作り出される中で、食べたいときにいつでも購入できるコンビニの中から、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンの3店舗が販売している個性あふれる「カレーパン」3種を食べ比べしました！
 

セブン、ファミマ、ローソン……3種類のカレーパン！

左はセブン‐イレブンの『やみつきになる！ スパイス香るカレーパン』（税込129円）。中央は、ファミリーマートの『ファミマ・ザ・カレーパン』（税込130円）。左はローソンの『スパイス香るビーフカレーパン』（税込130円）。 セブン‐イレブンの『やみつきになる！ スパイス香るカレーパン』。一番揚げ色が濃く出ていて、見た目はころんとしたコロッケのよう。2021年3月、ファミマ40周年記念イベントのひとつとして、メロンパンとともに「この価格で、この美味しさ！」のキャッチフレーズを掲げて新発売されたファミリーマートの『ファミマ・ザ・カレーパン』は、3つの中では幅も高さも一番大きく、食べ応えがありそうです。3つの中では、中間の大きさに位置するローソンの『スパイス香るビーフカレーパン』は、12センチ×9センチほどの、カレーパンらしい楕円形。 セブンのカレーは黄色味がかっています。3種類とも、詰まっているカレーの量に大差はなさそうですが、ファミマのカレーパンは、サイズが大きい分、パン生地のボリュームもありそうです。
 

パン生地とカレーとの調和……！ セブン『やみつきになる！ スパイス香るカレーパン』

セブン‐イレブンの『やみつきになる！ スパイス香るカレーパン』。よく揚がっている見た目を裏切らず、表面はカリっとしています。でも、中のパン生地はもっちり、の2面性のある生地食感に驚きます。中生地のもっちり感はカレーのねっとりとした食感とよく調和していて、温めなくても十分な美味しさです。 黄色味がかったカレーは甘そうなイメージだったのですが、スパイスが効いて、ほどよい辛みも感じます。トースターで2分ほどリベイクすると、衣がカリカリになって揚げたてを完全再現！ スパイシーさがさらに引き立ちます。

子どもも喜ぶ！ 万人ウケするファミマの『ファミマ・ザ・カレーパン』

ファミリーマートの『ファミマ・ザ・カレーパン』。国産小麦配合のパン生地は厚く、ふっくらとしていて甘みがあります。さっくり感というよりは、もっちりとした食感で食べ応え抜群。 ビーフとソテーオニオンが溶け込んでいるというカレーは、色味のイメージ通り、じっくり煮込んだ深みとコクのある濃いめの味わい。辛みは少なく、花椒やクローブなどのスパイスも入っているのですが、そんなにクセのあるスパイシーさは感じないので、子どもも楽しめるカレーパンです。リベイクでカリっとさせるのも美味しいのですが、レンジで温めて油のじゅわっとした感じも美味しく味わえます。  

リベイク後の変貌に驚き！ ローソンの『スパイス香るビーフカレーパン』

ローソンの『スパイス香るビーフカレーパン』。3種類の中で一番、ピリリとした辛さを感じます。小さなお子さんには少し辛いかも！ 辛みは大人向けな印象です。ドーナツのような甘い香りのパン生地には若干存在感があり、ほかの2つのカレーパンほどカレーとパン生地との調和を感じなかったものの、驚いたのはリベイク後の変貌！ 常温ではサクッと感はなかった生地の衣ひとつひとつがカリカリになり、中のカレーはねちっとした感じではなく、とろっととろけます。強めに感じていた辛みは、温めたら逆に少し抑えられた感じも。ぜひ、この変身ぶりは比べてみてください！
パン生地といい、カレーといい、味わいは3種3様。お腹が空いて食事を欲しているときなど、「甘みは一切いらない！」というときはセブンのカレーパンがもってこい。お昼ごはんやおやつ、朝ごはんにも、みんなで食べられるファミマのカレーパン。ちょっとひと手間かけてリッチなカレーを味わえるローソンのカレーパン……どんな場面でどのカレーパンを食べたいか、想像が膨らみます！

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